インプラント治療は絶対にだめ?
だめと言われる理由をご紹介
インプラント治療
はじめに
インプラントは、失った歯を補うための補綴治療として多くの方に選ばれています。
しかし、その一方で「インプラントはだめ」という情報を目にすることもあるかもしれません。
なぜそのような意見があるのでしょうか。
この記事では、インプラント治療が「だめ」といわれる理由やその背景について詳しく解説します。
インプラント治療に関する理解が深まり、ご自身に合った治療法を見つける手助けになるでしょう。
目次
01.インプラント治療が絶対にだめと言われる一般的な理由
02.インプラントは「絶対だめ」な治療ではありません
03.インプラント治療を成功させるためのポイント
04.町田エス歯科クリニックのインプラント治療
05.町田エス歯科クリニックのインプラント以外の治療法
インプラント治療が絶対にだめと言われる一般的な理由
インプラント治療はとても効果的な治療法である反面、慎重に検討する必要がある治療です。
「絶対にだめ」といわれるのには、インプラント自体の問題ではなく、個人の健康状態や治療条件によるリスクが大きく関係している場合が多いです。
以下で、特にあげられる理由を見ていきましょう。
手術によるトラブルのリスク
インプラント治療では外科手術がともなうため、いくつかのリスクが考えられます。
まず主なリスクとして感染症があげられます。
手術時の細菌感染で、炎症や腫れを生じる可能性があります。
また、神経損傷にも注意が必要です。
インプラントが神経に近すぎる位置に埋め込まれると、しびれや痛みが長期間続くことがあります。
さらに、骨が不足している場合には、骨移植手術が必要になり、これが新たなリスクを引き起こす可能性もあります。
このようなトラブルは術前の検査である程度防ぐことができますが、外科処置である以上、完全にリスクをゼロにすることは難しいです。
治療が適用できないケースがある
インプラント治療は全ての患者さまに適用できるわけではなく、条件によっては治療が難しい場合があります。
例えば、糖尿病や骨粗しょう症などの持病を持つ方は、治癒力が低下しているためインプラントが骨としっかり結合しないことがあります。
また、顎の骨密度が低い場合、インプラントを埋め込む十分な土台がないため治療が困難になります。
その他にも骨が完成していない若年層もインプラント治療ができないなどの条件があります。
このように、患者さまの身体の状態によって治療を受けることができるのかが変わります。
治療費用が高い
インプラント治療は他の歯科治療に比べて費用が高額である点も大きな課題です。
1本あたりの費用は一般的に30万円から50万円程度で、総額では100万円以上に達するケースもあります。
また骨移植などの追加手術が必要な場合、それに伴う費用も必要になります。
インプラント治療は自由診療であるため、健康保険が適用されず、これらの治療費は患者さまの全額負担になります。
しかし、一度の金額は大きくても、インプラントは寿命が長いことから、コストパフォーマンスは良いことが特徴です。
治療期間が長い
インプラント治療は、他の治療法に比べて治療期間が長くなる点もデメリットかもしれません。
治療の全体期間は通常6ヶ月から1年ほどで、個人の状況によってはさらに長くなることもあります。
インプラントには、インプラント体と骨がしっかり結合する「オッセオインテグレーション」のための期間が数ヶ月必要です。
また、複数回にわたる通院が必要であるため、忙しい方には負担となるかもしれません。
治療期間中の不便さや心理的なストレスも、考慮すべきでしょう。
定期的なメンテナンスが必須
インプラントは、一度埋め込めばそれで終わりというわけではありません。
定期的なメンテナンスが必要であり、これを怠ると口腔トラブルが発生するリスクが高まります。
インプラントをいれると、半年に1回程度の歯科医院での検診が必須になります。
また、日常的なセルフケアも大切です。
歯ブラシやデンタルフロス、インターデンタルブラシを使った丁寧な清掃が必要です。
このように、天然歯以上に手間をかけて維持する必要がある点を理解しておくことが重要です。
禁煙をする必要がある
インプラント治療を成功させるためには、喫煙を控える必要があります。
喫煙は血流を悪化させ、インプラントが骨と結合するのを妨げてしまいます。
また術後の感染リスクも高まるため、治療の結果が悪い方向に向かってしまう可能性があります。
喫煙者のインプラント成功率は、非喫煙者よりも低いという実際のデータもあります。
そのため多くの歯科医院では、インプラント治療を受ける前に禁煙を指導することがあります。
喫煙をやめることが難しい場合は、治療そのものを断念せざるを得ないケースもあります。
インプラント周囲炎の可能性
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の組織に炎症が起こる病気です。
天然の歯と歯槽骨の間には歯根膜という膜がありますが、インプラントは直接骨と結合しています。
そのため、炎症が広がるのがとても早いです。
原因としては、プラークや歯石の蓄積があげられ、これを放置すると炎症とともに骨が吸収し、最悪の場合インプラントが脱落することもあります。
インプラント周囲炎を予防するためには、日常の丁寧な歯磨きと定期的な歯科医院でのクリーニングが欠かせません。
さらに、症状が進行してしまった場合治療が難しくなることもあり、早期発見と対処が大切です。
金属アレルギーのリスク
多くのインプラントはチタン製で、ほとんどアレルギーは起きないとされていますが、稀にこの金属に対してアレルギー反応を示す方がいらっしゃいます。
また、アレルギーのリスクを回避するために、ジルコニア製インプラントが選択される場合もあります。
ただし、ジルコニアは選択肢が限られているため、治療の幅が狭まる可能性もあります。
再治療が難しい
インプラントが脱落した場合や、周囲の骨が吸収してしまった場合には、修理という形はとれず、再度インプラントを埋入するために骨移植などの追加手術が必要になります。
また、インプラント自体の寿命が尽きた場合、再治療の選択肢が限られることもあります。
インプラントは「絶対だめ」な治療ではありません
インプラント治療は絶対にだめなわけではありません。
反対に適切な条件下で行われる場合には、非常に優れた選択肢となることが多い治療です。
確かにリスクや費用の面から慎重な判断が必要ですが、これは他の治療法にも共通することです。
例えばブリッジや入れ歯でもトラブルやリスクは伴います。
インプラント特有のリスクは外科処置があることですが、埋入処置があることにより、耐久性、機能性、美しさなどにおいてとても優れた結果を残すことができます。
適切に治療を受け、定期的なメンテナンスを行うことで、長期的に高い満足度を得られる治療と言えるでしょう。
インプラント治療が選ばれる理由
耐久性
インプラントの大きなメリットの一つはその耐久性です。
インプラントに使用されるチタンは、体内との親和性が非常に高く、骨としっかり結合することで長期間安定した状態を保つことができます。
適切なケアを続ければ10年以上、場合によっては一生涯使用できることもあります。
これに対して、入れ歯やブリッジは劣化や摩耗が進みやすく、数年ごとの修理や交換が必要になる場合があります。
インプラントは長期的な視点で見れば、コストパフォーマンスが良い治療法といえます。
機能性
インプラントは失われた歯の機能をほぼ完全に再現できる点においても優れています。
天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができるため、硬いものでも問題なく食べられます。
また隣の歯を削る必要がないため、健康な歯をそのまま残せるというメリットもあります。
ブリッジや入れ歯では安定性が劣り、特定の食品が食べにくい場合がありますが、インプラントならその心配はほとんどありません。
食事の楽しみを取り戻せると、生活の質が大きく向上します。
美しさ
インプラントは見た目の美しさも優れています。
セラミックやジルコニアなどの人工歯は、天然歯と非常によく似た質感と色合いを再現できます。
入れ歯のように金属の留め具が見えることもなく、他人から気づかれにくいのが特徴です。
また、歯が失われると顔の形が変わることがありますが、インプラントによって歯列が整うことで、顔の輪郭や口元の美しさを保つことができます。
審美性を重視する方にとっても、インプラントは非常に良い選択肢と言えるでしょう。
インプラント治療を成功させるためのポイント
インプラント治療によるメリットを最大限得るためにも、治療を行う歯科医院選びはとても重要です。
では、どのような点に気を付けて歯科医院を選べばよいのでしょうか?
インプラント治療を成功させるために必要不可欠な点を詳しくご紹介します。
技術のあるドクターを選ぶ
インプラント治療は、今や数多くの歯科医院で行われている治療です。
とても高度な技術を必要とする外科的処置のため、治療を担当する歯科医師によってその出来が左右されることがあります。
そのため、インプラント治療を検討される際にまずはインプラントの技術と豊富な経験を持つ歯科医師を選ぶようにしましょう。
医療先進国での活動実績や、専門的な資格などによって歯科医師の腕を見分けることができます。
治療設備が整った歯科医院を選ぶ
インプラント治療では、検査から外科手術まで様々な治療設備を必要とするため、設備が整っている歯科医院か確認してから治療を受けましょう。
検査では歯科用CTやレントゲン設備があるか、外科手術では手術室が完備しているかや滅菌、消毒に用いられる設備が整っているか等も重要な点になります。
治療を決心する前に歯科医院の設備を確認しましょう。
治療前によく相談をする
インプラント治療は、患者さまの状況やお悩みに沿った個別の治療計画が必要となります。
治療に対する不安や希望事項などがあれば、カウンセリングの時点でしっかりと担当医師へ伝えましょう。
治療の流れやそれに伴うリスク、費用についての説明を正しく受けることで治療に対する不安を解消することができます。
術後のサポートが充実しているクリニックを選ぶ
インプラント治療は術後のメンテナンスが非常に重要です。
術後に定期的な検診やメンテナンスをしっかり行っている歯科医院を選ぶことで、長期間にわたって快適にインプラントを使用することができます。
また、トラブルが発生した際にはすぐ対応してくれる歯科医院を選びましょう。
そのような歯科医院を選べば安心感があり、患者さまにとって頼れる存在となります。
充実したサポート体制・保証制度のある歯科医院を選ぶことで、インプラントを長く健康に保つことが可能になります。
町田エス歯科クリニックの
インプラント治療
インプラント治療を検討するには、ドクターの実績・丁寧なカウンセリングの有無・保証内容などをしっかりチェックしておくことが大切です。
町田エス歯科クリニックでは、インプラントの確かな技術力と実績を持ったドクターが在籍しており、十分なカウンセリングを行っています。
患者さまのお悩みや症状を詳しくお伺いし、オーダーメイドの治療プランをご提供しています。
強み・特徴
国際インプラント学会指導医・認定医
による治療
エス歯科グループには「国際インプラント学会指導医・認定医」のドクターが在籍しています。
そのため、他院で難しいとされていた、骨の形成が必要な場合でも対応できることがあります。
高度な治療が可能な先進的設備を導入
日本では導入の少ない「Xガイド」の設備を導入しているので、的確なインプラント治療をご提供できます。
また、従来の手術の工程を簡略化できるので、迅速でありながら正確なインプラント治療が可能です。
低金利のデンタルローンの用意
エス歯科グループでは、金銭的な理由で本来選択したい治療を選べない状態をなるべくなくしたいという思いから、他院よりも低い金利でデンタルローンをご用意しています。
インプラント治療をデンタルローンで行った場合、他院と比較しても治療費用の総額が安くなることもあります。
治療について経済的な面でご不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラント治療後の長期の安心保証
患者さまが安心してインプラント治療を受けられるよう、エス歯科グループでは「最長15年」の長期保証をお付けしています。
インプラント治療が終わった後も、安心した長期サポートをご提供します。
痛みが心配な方にも安心できる治療を
ご提供
エス歯科グループのインプラント治療では、患者さまが痛みや恐怖を感じないように、麻酔専門医が静脈内鎮静法(セデーション)をご提供しています。
点滴で鎮静薬や麻酔薬を体内に入れる方法で、リラックスした状態で治療が受けられます。
インプラントコーディネーターによる
安心サポート
エス歯科グループでは、患者さまの疑問や希望を詳しくお伺いして、ドクターに橋渡しを行うインプラントコーディネーターが在籍しています。
そのため、「ドクターに少し聞きづらい…」という些細な疑問も、ご相談できます。
町田エス歯科クリニックのインプラント以外の治療法
町田エス歯科クリニックでは、無料相談でインプラントをしないとなった場合、それぞれの患者さまのご希望や口腔内の状態に合った別の治療法をご提案します。
ここからはエス歯科クリニックのインプラント以外の治療法を解説していきます。
入れ歯
入れ歯は、歯が欠損している部分に使用される着脱が可能な装置を指します。
メリット
・費用が抑えられる
・自分で着脱可能なためお手入れしやすい
・周囲の歯を削る必要がない
保険適用の入れ歯は費用が軽減されるため、経済的に利用しやすい治療方法です。
また周囲の歯を削る必要がないため、健康な歯への影響を最小限に抑えられます。
デメリット
・慣れるまで違和感がある
・留め具をかける歯に負担がかかる
・装置の長期間の使用により装置やバネが緩むことがある
入れ歯は種類によっては違和感があることがあります。
また装置の緩みによって、定期的な調整が必要になる場合もあります。
ブリッジ
ブリッジは、失った歯の両隣を支えにして人工歯を補う治療法です。
メリット
・保険内のブリッジであればインプラントよりも費用を抑えられる
・インプラントよりも治療期間が短い
ブリッジはインプラントと比較すると短い期間で失った歯を補うことができます。
治療費用を抑えて短い期間で治療を完了させたい場合は、ブリッジが選択肢となるでしょう。
デメリット
・周囲の歯を削る必要がある
・神経のない歯を土台にすると破折することがある
ブリッジは、健康な歯を削る必要があるため、将来削った歯に問題が生じることがあります。
また、神経を失った歯を支えにすると、歯が折れるリスクが高まることもデメリットの一つです。
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