老後にインプラントをすると悲惨な結果を招く?その原因を詳しく解説
インプラント治療
はじめに
歯が欠損している部分を補う治療法として知られているインプラントですが、「インプラントをすると老後が悲惨になるって聞いたから不安」のように思う方も多いのではないでしょうか。
老後のインプラントが悲惨と言われている背景には、感染症のリスクなどの様々な理由があります。
ただし、インプラント治療後に正しくメンテナンス行えば、老後に悲惨な結果を招く可能性は少なくなるでしょう。
今回は、「老後のインプラントが悲惨」と言われている理由をご紹介します。
インプラント治療を成功させるためのポイントも合わせて解説しているので、参考にしてください。
目次
01.老後のインプラントが悲惨と言われている理由
02.インプラント自体が悲惨な結果を招くわけではありません
03.老後にインプラント治療が適している理由・メリット
04.インプラント治療を成功させるためのポイント
05.町田エス歯科クリニックのインプラント治療
06.町田エス歯科クリニックのインプラント以外の治療法
老後のインプラントが悲惨と
言われている理由
老後の生活に備えて歯の健康を維持することは、身体だけでなく心の健康にも大きな影響を与えます。
歯を失った場合の選択肢として注目されるインプラントには、正しい知識と計画が欠かせません。
まずは老後のインプラントが悲惨と言われている理由をご紹介します。
身体的負担
老後のインプラント治療が悲惨と言われている理由の一つに、身体的な負担がかかることが挙げられます。
インプラントを入れるには、顎の骨への外科手術が必要です。
外科手術は、体力や免疫力が低下しやすい高齢の方には負担が大きいと言えます。
また、年を重ねると治癒力が落ちる傾向にあるため、傷が治るまでに時間がかかることもあります。
さらに糖尿病や高血圧などの持病があると、インプラント治療の成功に影響を与えることがあるため、注意が必要です。
感染症のリスク
感染症のリスクも、老後のインプラントは悲惨と言われる理由の一つです。
インプラント手術では、顎の骨に穴を開けるため、細菌が入るリスクを完全には防げません。
もし手術中や術後に感染すると、インプラント治療が成功しない可能性があります。
特に年を重ね免疫力が低下すると、「インプラント周囲炎」などの感染が起こりやすくなります。
そのため、手術の前後には適切な口腔内のケアがとても大切になります。
インプラントが安定しづらい
老後のインプラントは悲惨と言われている理由として、インプラントの安定のしにくさも関係しています。
高齢の方になると骨を再生する力が弱くなり、インプラントがしっかり定着するまでに時間がかかることがあるためです。
さらに、顎の骨が薄かったり密度が低かったりすると、インプラントをしっかり固定できず、不安定になる傾向にあります。
また、年を重ねると体力や免疫力が落ちるため、傷の治りが遅くなることもあります。
上記のような骨を再生する力の低下や、免疫力の低下によって、インプラントが安定しづらくなるのです。
インプラント自体が悲惨な結果を
招くわけではありません
インプラントが必ずしも問題を引き起こすわけではありません。
ですが、特に高齢の方の場合は、体力や免疫力の低下、骨の再生力の低下が影響することがあります。
顎の骨が少ないと、インプラントが安定せず、手術後の感染リスクや治療失敗の可能性が高まります。
また、糖尿病や高血圧などの持病がある場合、手術後の回復が遅れたり合併症のリスクが増加することもあります。
こうしたリスクを防ぐには、事前の健康チェックや骨の状態の確認、手術後の丁寧なケアが不可欠です。
インプラントを成功させるためには、ご自身の身体の状態に合った治療計画を立て、信頼できる歯科医師のサポートを受けることが大切です。
老後にインプラント治療が
適している理由・メリット
これまでお話ししてきた老後のインプラントが悲惨と言われる理由を踏まえると、インプラントは現実的ではないと思うかもしれません。
ですが実際には老後のインプラント治療には、快適に噛むことができるやスムーズな会話ができるなど、様々なメリットも存在します。
ここからは、老後にインプラント治療が適している理由を詳しくご紹介します。
よく噛んで食事ができる
インプラントを入れると、味や食感をしっかり感じながら快適に噛むことができます。
入れ歯の場合は、歯ぐきと入れ歯の間に食べ物が挟まって痛くなったり、食べ物の味が感じにくくなったりすることがあります。
インプラントは顎の骨にチタン製のネジで固定されているため、入れ歯のように歯ぐきの上で動くことはほとんどありません。
毎日の食事をご自身の歯のように楽しめるのは、インプラントの大きな魅力と言えるでしょう。
会話がスムーズにできる
インプラント治療を行うことで、会話がスムーズにできることもメリットの一つです。
歯を失ったままだと、うまく発音できないことがあります。
また、入れ歯を使用している場合は慣れていないことや、うまくフィットしていないことにより、話しにくいと感じたりするかもしれません。
一方でインプラントは、ご自身の歯に近い構造でしっかり固定されるため、入れ歯のようにズレる心配がなく、スムーズに会話を楽しめます。
他の健康な歯を守る
インプラントは、失った歯の部分だけに単独で埋め込むため、周りの健康な歯を削る必要がありません。
その結果、周囲の歯への負担がなく、天然の歯を長持ちさせることができます。
ブリッジや入れ歯のように周囲の歯を支えにする必要がないため、インプラントは健康な歯を保つのに適した治療法と言えます。
若々しい印象へ
インプラントを入れることで、若々しい印象に保てます。
歯がなくなると骨が次第に減ってしまい、口元の衰えが進んでしまいます。
歯を失ったままの状態だと口元がしぼんで、さらに老けた印象を与えると言われています。
インプラントは顎の骨に人工の歯根を埋め込むため、骨の減少を防ぐ効果があります。
またしっかり噛めることで、自然と頬や口元の筋肉が鍛えられます。
インプラントは見た目も本物の歯に近く、入れ歯のようにずれたり外れたりしないため、会話中に口元を気にする必要もなくなるでしょう。
認知症のリスク軽減
認知症のリスク軽減も、老後によるインプラントのメリットの一つです。
インプラントを入れることでしっかり噛めるようになり、脳が活性化して認知症予防につながります。
歯が少なくなると、食べ物を噛む力が弱くなり、認知症やアルツハイマーのリスクが高まると言われています。
インプラントで噛む力を取り戻すことで、日常生活の中で脳に良い刺激を与え続けることが期待できるでしょう。
管理が簡単
インプラントは入れ歯よりも手入れが簡単なため、本人だけでなく介助する方にとっても負担が少なくなります。
入れ歯は取り外してお手入れしなければならず、口の中も合わせてケアが必要ですが、インプラントは取り外すことなくそのまま使用できます。
また入れ歯は紛失してしまったり、誤って飲み込んでしまったりするリスクがありますが、インプラントにはそのような心配もありません。
このように管理が比較的容易なため、長期にわたって快適に使い続けられるでしょう。
インプラント治療を成功させる
ためのポイント
インプラント治療を成功させるためには、歯科医師の技術力など、様々なポイントを理解しておく必要があります。
「老後のインプラントが悲惨な結果になった」とならないように、成功させるためのポイントを詳しくご紹介します。
技術のあるドクターを選ぶ
インプラント治療を成功させるためには、技術・実績のあるドクターを選ぶようにしましょう。
インプラント治療は外科手術が必要なため、ドクターの技術や経験によって治療の完成度が大きく変わる傾向にあります。
特に高齢の方の場合、持病や骨の状態による影響を考慮し、治療の可否を正確に判断できる知識と経験が必要です。
年を重ねても安心して治療を受け、その後の生活を快適に過ごすためには、豊富な実績・技術力を持つドクターを選ぶことをおすすめします。
治療設備が整った歯科医院を選ぶ
インプラント治療では、検査から外科手術まで様々な治療設備を必要とするため、設備が整っている歯科医院か確認してから治療を受けましょう。
検査では歯科用CTやレントゲン設備があるか、外科手術では手術室を完備しているか、滅菌・消毒に用いられる設備が整っているか等も重要な点になります。
治療を決心する前に歯科医院の設備を確認しましょう。
術後のサポートが充実している
クリニックを選ぶ
インプラント治療を成功させるためには、術後のサポートの手厚さもチェックしておきましょう。
高齢の方は、前述したインプラント周囲炎にかかりやすくなったり、インプラントが安定しにくかったりと、様々なリスクが想定されます。
そのため、インプラント治療後のメンテナンスがあるかを確認しておきましょう。
メンテナンスによって、インプラントを長持ちさせることが可能です。
また、インプラント治療後に保証がついているか確認しておくことも大切です。
このように、メンテナンス内容や保証をチェックしておくことで、安心してインプラント治療を受けることができるでしょう。
治療前によく相談をする
治療前によく相談することも、老後のインプラント治療を成功に導くために大切です。
特に高齢の方の場合は、体力の低下・持病・顎骨の不足と、リスクがある方が多い傾向にあります。
口の中の状態や持病によって治療の進め方が変わるため、不安なことや疑問点が残らないように確認しておくことが大切です。
町田エス歯科クリニックの
インプラント治療
インプラント治療を検討するには、ドクターの実績・丁寧なカウンセリングの有無・保証内容などをしっかりチェックしておくことが大切です。
町田エス歯科クリニックでは、インプラントの確かな技術力と実績を持ったドクターが在籍しており、十分なカウンセリングを行っています。
患者さまのお悩みや症状を詳しくお伺いし、オーダーメイドの治療プランをご提供しています。
強み・特徴
国際インプラント学会指導医・認定医
による治療
エス歯科グループには「国際インプラント学会指導医・認定医」のドクターが在籍しています。
そのため、他院で難しいとされていた、骨の形成が必要な場合でも対応できることがあります。
高度な治療が可能な先進的設備を導入
日本では導入の少ない「Xガイド」の設備を導入しているので、的確なインプラント治療をご提供できます。
また、従来の手術の工程を簡略化できるので、迅速でありながら正確なインプラント治療が可能です。
低金利のデンタルローンの用意
エス歯科グループでは、金銭的な理由で本来選択したい治療を選べない状態をなるべくなくしたいという思いから、他院よりも低い金利でデンタルローンをご用意しています。
インプラント治療をデンタルローンで行った場合、他院と比較しても治療費用の総額が安くなることもあります。
治療について経済的な面でご不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラント治療後の長期の安心保証
患者さまが安心してインプラント治療を受けられるよう、エス歯科グループでは「最長15年」の長期保証をお付けしています。
インプラント治療が終わった後も、安心した長期サポートをご提供します。
痛みが心配な方にも安心できる治療を
ご提供
エス歯科グループのインプラント治療では、患者さまが痛みや恐怖を感じないように、麻酔専門医が静脈内鎮静法(セデーション)をご提供しています。
点滴で鎮静薬や麻酔薬を体内に入れる方法で、リラックスした状態で治療が受けられます。
インプラントコーディネーターによる
安心サポート
エス歯科グループでは、患者さまの疑問や希望を詳しくお伺いして、ドクターに橋渡しを行うインプラントコーディネーターが在籍しています。
そのため、「ドクターに少し聞きづらい…」という些細な疑問も、ご相談できます。
町田エス歯科クリニックの
インプラント以外の治療法
町田エス歯科クリニックでは、無料相談でインプラントをしないとなった場合、それぞれの患者さまのご希望や口腔内の状態に合った別の治療法をご提案します。
ここからはエス歯科クリニックのインプラント以外の治療法を解説していきます。
入れ歯
入れ歯は、歯が欠損している部分に使用される着脱が可能な装置を指します。
メリット
・費用が抑えられる
・自分で着脱可能なためお手入れしやすい
・周囲の歯を削る必要がない
保険適用の入れ歯は費用が軽減されるため、経済的に利用しやすい治療方法です。
また周囲の歯を削る必要がないため、健康な歯への影響を最小限に抑えられます。
デメリット
・慣れるまで違和感を感じる
・留め具をかける歯に負担がかかる
・装置の長期間の使用により装置やバネが緩むことがある
入れ歯は種類によっては違和感を感じることがあります。
また装置の緩みによって、定期的な調整が必要になる場合もあります。
ブリッジ
ブリッジは、失った歯の両隣を支えにして人工歯を補う治療法です。
メリット
・保険内のブリッジであればインプラントよりも費用を抑えられる
・インプラントよりも治療期間が短い
ブリッジはインプラントと比較すると短い期間で失った歯を補うことができます。
治療費用を抑えて短い期間で治療を完了させたい場合は、ブリッジが選択肢となるでしょう。
デメリット
・周囲の歯を削る必要がある
・神経のない歯を土台にすると破折することがある
ブリッジは、健康な歯を削る必要があるため、将来削った歯に問題が生じることがあります。
また、神経を失った歯を支えにすると、歯が折れるリスクが高まることもデメリットの一つです。
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