認知症とう蝕(虫歯)との関係ってご存知ですか?
今日は認知症とう蝕(虫歯)との関係についてお話したいと思います(^^)
みなさんご存知かもしれませんが、今の日本は人口の28.1%が65歳以上であるため超高齢社会といわれています。
世界保健機関(WHO)のデータによると、日本の65歳以上の高齢者のうち認知症を発症している人は推計15%で、2012年時点で約462万人に上るとされています。
そして2025年には730万人へ増加し、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されているので、この数値を見ると、将来自分が認知症になる可能性も高いと感じますよね!
じつは最近の研究で、虫歯菌が脳血管疾患(脳卒中)や認知機能低下(認知症)と関わっていることが明らかになっています!
虫歯の細菌は血清学的分類においてc/e/f/k の4種類に分類されていて、そのうちのf型、k型が脳血管に悪さをするという結果がでています!
重度の虫歯の場合はそこから細菌が血管に侵入するリスクがさらに高くなるので、脳血管に傷害があったり高血圧、生活習慣病の方は特に危険だそうです…!
この脳血管の傷害とは脳内微小出血が含まれ、その割合は70歳以上の日本人の約15%に認められるようです!
少し難しい話になってしまいましたが、虫歯菌が体内に入ると危険、ということです!
なので日々の歯ブラシをしっかり行って虫歯にならないことが1番の予防になります。
虫歯の原因は細菌です、磨き残し「歯垢(プラーク)」が停滞することが原因の1つです!
歯垢がついたままになると歯茎が炎症を起こして出血してしまったりします。
その出血から、虫歯菌が血液中に侵入することもあるようです!
普段の歯ブラシや定期検診に通うことが、虫歯や歯周病の予防にとって大切です(^^)
一緒に歯磨きの方法も確認していきましょう!!
DH 三上