赤ちゃんの虫歯について!
こんにちは!
オリンピックも始まり、寝不足の日々が続きますね!
頑張っている選手の姿に日々元気をもらっています!
さて、今日は赤ちゃんの虫歯についてお話しします。
赤ちゃんの虫歯予防は周りの大人から!!
虫歯は大人から子供へとうつることをご存じですか?
お父さんお母さんだけで無く、同居するご家族一人一人の虫歯予防が
お子様の虫歯ゼロ(への第一歩です!)or(に繋がるかもしれません!)
虫歯は口腔内の細菌によって引き起こされる感染症であり、
主な原因菌であるミュータンス連鎖球菌(M.S.菌)の遺伝子型が保護者と子どもで同一であることが報告されています。
M.S.菌の感染は
1 保護者が子どもに保護者が噛んだ食べ物やフーフー冷ましをした食べ物を与える
2 大人の唾液の付着した箸やコップなどの食器を共有する
3 キスなどの愛情表現
などの行為で起こると推察され、完全に子どもの口腔内のM.S.菌をゼロにすることは難しいと考えられています。
また、M.S.菌の口腔内への定着は主に生後19ヵ月(1才7ヵ月)から31ヵ月(2才7ヵ月)の間に起こるといわれています。
特にこの時期は子どもの口腔内だけでなく感染源である保護者の口腔内を清潔に保つことで、子どもの口腔内への感染・定着する菌の量を減らすことが大事となってきます。
虫歯はM.S.菌の感染予防だけでなく、歯科医院や家庭で行うことのできるフッ素の利用、適切な食生活指導、正しいブラッシングを組み合わせることが大切です。
ご家族で過ごす時間の増えている今、ご自身の歯の健康のためだけでなく、お子様を含めたご家族全員の健康のためにも、
ぜひ当院へ口腔内のチェックにいらして下さい!
専門の知識技能を修めた我々スタッフが誠心誠意対応させていただきます!
めざせ!笑顔のあふれる地域社会!
歯科医師 花輪