ラバーダム防湿
みなさんこんにちは!
6月に入り、そろそろ梅雨のシーズンがやってきますね!
今日はラバーダム防湿についてご説明します。
ラバーダムとは、根管治療(神経をとったり、根の中をお掃除する治療のことです)の際などに使う歯に装着するゴムのシートのことです。
唾液1mlに 含まれる細菌の量は106~8 CFU/ml、デ ンタルプラーク1gあたり1011 CFU. /mlで あり、汚い話ですが、糞 便1g当 たりの細菌数よりたくさんの細菌が唾液には含まれています。
ラバーダム防湿をすることで、治療する歯を細菌から守って、無菌的に治療を進めることができます。
また、根管治療の際に使用する洗浄用の薬液から粘膜を保護したり、リーマー、ファイルと言った根管治療時に使用する小さな器具の誤飲、誤嚥の防止にも効果があります。
海外ではラバーダム防湿をして根管治療を進めるのが主流ですが、日本ではラバーダム防湿をして根管治療をする歯医者さんは全体の約5%にも満たないとされています。
実際にラバーダムを使用した場合としなかった場合だと成功率が1.5倍以上も違うと言われています。
当院ではラバーダム防湿を保険診療、自由診療問わず必ず使用して根管治療を行っております。
またラテックス(ゴム)アレルギーの方でも同じように治療できるよう、ラテックスフリー(ゴム未使用)のラバーダムシートもご用意しておりますのでご安心ください。
何か気になることがあればいつでもご相談ください!
歯科助手 原田