前歯のすきっ歯、もう気にしない!最新マウスピース矯正で叶える自信の笑顔
歯列矯正
「写真、口元を隠しちゃう…」「人前で思いっきり笑えない…」
前歯の隙間、いわゆる「すきっ歯(空隙歯列)」でお悩みではありませんか? 笑顔に自信が持てなかったり、発音が気になったり、食べ物が挟まりやすかったりと、すきっ歯は見た目だけでなく、日常生活にも様々な影響を及ぼします。
でも、諦める必要はありません。近年、目立たず快適に歯並びを整えられる「マウスピース矯正」が進化し、前歯のすきっ歯治療の有効な選択肢として注目されています。
この記事では、前歯のすきっ歯の原因からリスク、そして最新のマウスピース矯正による治療法までを詳しく解説します。
あなたの悩みを解消し、自信に満ちた笑顔を手に入れるための第一歩を、私たち町田エス歯科クリニックと一緒に踏み出しましょう。
目次
01.前歯のすきっ歯、実はこんな悩みにつながっていませんか?
02.遺伝?癖?それとも…?あなたの前歯に隙間ができた原因を探る
03.見た目だけじゃない!前歯のすきっ歯を放置する意外なリスクとは
04.すきっ歯治療の選択肢:ダイレクトボンディング、ラミネートベニア、矯正治療を徹底比較
05.目立たず快適!前歯のすきっ歯治療ならマウスピース矯正がおすすめな理由
06.町田エス歯科クリニックが選ばれる理由
07.マウスピース矯正の治療の流れ:初診相談から理想の笑顔を手に入れるまで
08.前歯のすきっ歯とマウスピース矯正に関するよくある質問
09.当院のご紹介
10.関連メニューページ
前歯のすきっ歯、実はこんな悩みにつながっていませんか?
前歯のすきっ歯は、単に見た目の問題だけではありません。
多くの方が、以下のような悩みを抱えています。
見た目のコンプレックス
笑顔になると隙間が目立ってしまい、人前で笑うことに抵抗がある。
写真写りが気になり、口元を手で隠したり、口を閉じて笑う癖がついてしまった。
「間抜けに見える」「だらしなく見える」といったネガティブな印象を持たれないか不安。
機能的な問題
サ行やタ行の発音がしにくく、息が漏れるような話し方になることがある。
麺類などの食べ物が前歯で噛み切りにくい。
隙間に食べ物が挟まりやすく、食後に不快感がある。
精神的な影響
常に口元を気にすることで、精神的なストレスを感じている。
自信が持てず、コミュニケーションに消極的になってしまうことがある。
これらの悩みは、決して些細なものではありません。
すきっ歯が原因で、あなたの魅力や日常生活の質が損なわれているとしたら、非常にもったいないことです。
遺伝?癖?それとも…?あなたの前歯に隙間ができた原因を探る
前歯に隙間ができる原因は一つではなく、様々な要因が考えられます。
ご自身の原因を知ることが、適切な治療法を選択する上で重要になります。
顎と歯のサイズのアンバランス
顎の大きさに対して、歯が小さい場合に隙間ができやすくなります。
これは遺伝的な要因が影響していることがあります。
歯の本数が足りない(先天性欠如)
生まれつき永久歯の本数が少ない場合、そのスペースが隙間として残ることがあります。
過剰歯(かじょうし)
通常よりも歯の本数が多い場合、特に前歯の間(正中)に余分な歯(正中過剰歯)が埋まっていると、前歯の間に隙間ができる主な原因となります。
レントゲン撮影で確認する必要があります。
舌の癖(舌突出癖)
無意識のうちに舌で前歯を押す癖があると、その持続的な力で歯が動き、隙間ができてしまうことがあります。
特に、飲み込むときに舌を前歯の隙間に突き出す癖(嚥下時舌突出)や、安静時に舌の位置が低い「低位舌(ていいぜつ)」 が影響します。
正常な舌の位置は、舌先が上顎の前歯の付け根後方の口蓋に軽く触れている状態です。
唇を噛む癖・吸う癖(咬唇癖・吸唇癖)
下唇を噛んだり吸ったりする癖があると、上の前歯が前方に押し出され、すきっ歯や出っ歯の原因になることがあります。
指しゃぶり(長期的な場合)
幼少期(特に3~4歳以降)の長期的な指しゃぶりは、指を吸う力で上顎の前歯を前方に押し出し、すきっ歯や開咬(前歯が噛み合わない状態)を引き起こす典型的な原因です。
上唇小帯(じょうしんしょうたい)の異常
上の前歯の中央にあるスジ(上唇小帯)が通常より太く、歯の間に入り込んでいる場合、正中離開(前歯の真ん中の隙間)の原因となることがあります。
歯周病
歯周病が進行すると、歯を支える骨(歯槽骨)が溶けて歯が動きやすくなり、隙間が生じたり、既存の隙間が広がったりすることがあります。
大人になってから隙間が気になり始めた、または広がってきたと感じる方は、歯周病が原因である可能性も考慮する必要があります。
これらの原因は一つだけでなく、複合的に関わっている場合も少なくありません。
正確な原因を特定するためには、歯科医師による精密な検査・診断(レントゲン撮影、口腔内診査、習癖の確認など)が不可欠です。
見た目だけじゃない!前歯のすきっ歯を放置する意外なリスクとは
「見た目以外は特に困っていないから…」と、前歯のすきっ歯を放置していませんか? 実は、見た目以外にも様々なリスクが潜んでいます。
虫歯・歯周病のリスク増加
隙間に食べ物が挟まりやすく、歯ブラシが届きにくいため、プラーク(歯垢)が蓄積しやすい環境になります。
これが虫歯や歯肉炎、さらには歯周病へと進行するリスクを高めます。
特に歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊され、歯がさらに動きやすくなり、隙間が広がってしまうという悪循環に陥ることもあります。
発音への影響
歯の隙間から空気が漏れることで、特にサ行、タ行、ラ行などの歯擦音(しさつおん)が不明瞭になり、「舌足らず」な話し方に聞こえてしまうことがあります。
これはコミュニケーションにおいてコンプレックスの原因にもなり得ます。
咀嚼機能の低下
前歯で食べ物をしっかりと噛み切ることが難しくなり、無意識のうちに奥歯に過剰な負担がかかったり、十分に咀嚼しないまま飲み込んでしまう「丸呑み」の癖がつきやすくなったりすることがあります。
胃腸への負担
咀嚼が不十分なまま大きな食物塊が胃に送られると、消化器官への負担が増加し、胃もたれ、消化不良、便秘などの原因となりうる可能性があります。
さらなる歯並び・噛み合わせの悪化
空いているスペースがあると、隣の歯がそのスペースに向かって倒れ込んできたり、噛み合う相手の歯が必要以上に伸びてきたり(挺出)して、全体の歯並びや噛み合わせのバランスをさらに崩してしまう可能性があります。
このように、前歯のすきっ歯は口腔内だけでなく、全身の健康や機能にも影響を及ぼす可能性があるのです。
見た目の問題と捉えず、早めに適切な対処をすることが、将来的なリスクを回避するために重要です。
すきっ歯治療の選択肢:ダイレクトボンディング、ラミネートベニア、矯正治療を徹底比較
前歯のすきっ歯を治療する方法は、主に以下の3つが挙げられます。
それぞれのメリット・デメリット、そして適応について理解し、ご自身に合った方法を選ぶことが大切です。
ダイレクトボンディング
歯科用の白いプラスチック(コンポジットレジン)を歯に直接盛り付けて隙間を埋める方法です。
歯をほとんど削らずに短時間で治療できる手軽さが魅力ですが、素材の特性上、時間が経つと水分や色素を吸収して変色したり、すり減ったり、欠けたりする可能性があります。
比較的小さな隙間(1~2mm程度)に適しており、定期的な研磨や再治療が必要になることがあります。
メリット
・歯を削る量が少ない、または削らない
・治療が1日で完了することが多い
・比較的安価
デメリット
・経年的に変色
・着色しやすい
・強度が低く、欠けたり外れたりすることがある
・大きな隙間には適さない
・歯科医師の技術力に結果が左右されやすい
・定期的なメンテナンスが必要
費用目安
約2万円~5万円/本
治療期間
1日
ラミネートベニア
歯の表面(エナメル質)をごく薄く(0.3~0.5mm程度)削り、セラミック製の薄いシェル(付け爪のようなもの)を特殊な接着剤で貼り付ける方法です。
歯の色や形も同時に美しく整えることができ、セラミックなので変色に非常に強いのが特徴です。
ただし、わずかとはいえ健康な歯を削る必要があり、一度削ると元には戻りません。
また、強い衝撃や歯ぎしりで割れたり剥がれたりするリスクもあります。
根本的な歯並びの問題は解決しません。
メリット
・歯の色や形も同時に改善できる
・変色しにくい
・治療期間が比較的短い
デメリット
・健康な歯の表面を薄く削る必要がある
・強い力がかかると割れたり剥がれたりすることがある
・費用が高め
・根本的な歯並びは治らない
・歯ぎしりがある場合は適用できないことがある
費用目安
約8万円~15万円/本
治療期間
2~4週間程度
矯正治療
ワイヤーやマウスピースなどの装置を使って、歯そのものを歯根から動かして隙間を閉じる方法です。
最大のメリットは、ご自身の健康な歯を全く削ることなく、根本的に歯並びを改善できる点です。
歯並び全体や噛み合わせの問題も同時に解決できます。
治療期間は他の方法に比べて長くなりますが、治療後の保定(後戻り防止)を適切に行えば、長期的に安定した結果が期待できます。
メリット
・自分の歯を削らずに根本的に隙間を閉じられる
・歯並び全体や噛み合わせも改善できる
・後戻り防止策を行えば効果が長持ちしやすい
デメリット
・治療期間が長い
・費用が高め
・装置によっては見た目が気になる
・自己管理が必要な場合がある(マウスピース)
・適応症例に限界がある場合も
費用目安
約35万円~70万円/部分
約80万円~130万円/全体
治療期間
数ヶ月~3年程度
どの治療法が最適かは、隙間の大きさ、原因(歯の傾きなのか、歯のサイズの問題なのか等)、他の歯の状態(虫歯、歯周病、被せ物の有無)、噛み合わせの状態、患者様のライフスタイル(期間、費用、見た目への希望)によって異なります。
それぞれのメリット・デメリットを十分に理解し、歯科医師とよく相談して決定することが、後悔しない治療選択のために最も重要です。
目立たず快適!前歯のすきっ歯治療ならマウスピース矯正がおすすめな理由
様々な治療選択肢がある中で、特に前歯のすきっ歯の治療において、私たちは「マウスピース矯正」をおすすめすることが多いです。
その理由を詳しく見ていきましょう。
目立たない
透明なマウスピースを使用するため、装着していても周囲の人に気づかれにくいのが最大のメリットです。
接客業の方や、治療中の見た目を気にされる方でも、心理的なストレスなく治療を進めることができます。
自分の歯を削らない
ラミネートベニアやセラミック治療とは異なり、健康な歯を削る必要が全くありません。
ご自身の歯を最大限に活かし、根本的に歯並びを改善できます。
これは歯の寿命を考えると非常に大きな、そして長期的な利点です。
衛生的
食事や歯磨きの際には自分で取り外せるため、普段通りに隅々まで歯磨きができ、口腔内を清潔に保ちやすいです。
ワイヤー矯正のように装置の周りに汚れが溜まりにくく、虫歯や歯周病のリスクを低減できます。
痛みが少ない傾向にある
ワイヤー矯正と比較して、歯を動かす際の痛みが一般的に少ないとされています。
新しいマウスピースに交換した直後の数日は圧迫感がありますが、ワイヤー調整後のような強い痛みは少ない傾向です。
また、装置が口の中の粘膜を傷つけて口内炎になるリスクもほとんどありません。
食事制限がない
食事の際は取り外すため、ワイヤー矯正のように食べ物が装置に絡んだり、硬いものや粘着性のある食べ物を避けたりする必要がありません。
普段通りの食事を楽しむことができます。
前歯のコントロールに適している
マウスピース矯正は、歯全体を覆うようにして段階的に力をかけるため、前歯を内側に傾けたり、歯根から平行に移動させたりする動きを精密にコントロールすることに適しています。
すきっ歯の閉鎖に必要な動きを効率的に行うことが可能です。
通院頻度が比較的少ない
ワイヤー矯正が通常3~6週間に1回の調整が必要なのに対し、マウスピース矯正は1~3ヶ月に1回程度の通院で済むことが多いです。
お仕事などで忙しい方でも治療を続けやすいメリットがあります。
治療ゴールを事前に確認できる
当院で使用するiTeroなどの3Dスキャナーを用いれば、治療開始前に歯がどのように動いていくのか、そして最終的な歯並びがどうなるのかをシミュレーションで確認できます。
ゴールを具体的にイメージできるため、安心して治療に臨めます。
もちろん、マウスピース矯正にもデメリット(1日20時間以上の装着が必要なため自己管理が不可欠、アタッチメントと呼ばれる突起物を歯につける必要がある場合がある、非常に複雑な症例には適さない場合がある など)は存在します。
しかし、前歯のすきっ歯の多くはマウスピース矯正の良い適応症例であり、上記の多くのメリットを考慮すると、非常に有効で患者様の負担が少ない治療法と言えるでしょう。
町田エス歯科クリニックが選ばれる理由
数ある歯科医院の中で、なぜ当院のマウスピース矯正が多くの患者様に選ばれているのでしょうか。
それには明確な理由があります。
1.国内トップクラスの経験と実績を持つ医師
エス歯科グループは、インビザライン社から与えられる最高ランクの一つである「ブルーダイヤモンドプロバイダー」に認定されています。
これは、年間750症例以上という圧倒的な治療経験を持つことの客観的な証です。
豊富な知識と経験に基づき、質の高い矯正治療を提供します。
これらの資格は、単なる症例数だけでなく、矯正歯科に関する深い学識と高度な技術を持っていることを示しており、難易度の高い症例や、他院で治療が難しいとされた症例にも対応できる専門性の高さを保証します。
2.精密な診断と治療計画を可能にする先進設備「iTero」
当院では、口腔内3Dスキャナー「iTero」を導入しています。
これにより、従来の粘土のような材料を使った不快な歯型取りは不要です。
iTeroは、お口の中を精密にスキャンし、その場で治療後の歯並びを3Dシミュレーションで確認することができます。
患者様ご自身の目で、治療のゴールを具体的にイメージできるため、安心して治療を始めることができます。
この高精度なデジタルデータは、治療計画の精度を格段に高め、より予測可能で確実性の高い治療結果につながります。
3.トータルな審美治療
当院の強みは、単に歯を並べるだけでなく、矯正治療後の最終的な笑顔の美しさまでトータルでデザインできることです。
マウスピース矯正と並行して、あるいは治療後に、ホワイトニングで歯の色を理想的な白さにしたり、セラミック治療(精密審美補綴)で歯の形や質感をさらに美しく整えたりといった、包括的な審美治療を提供できます。
矯正専門クリニックでは難しい、お口全体の機能と美しさをトータルでプロデュースし、あなたの理想を実現できるのが、当院ならではの強みです。
4.根本原因へのアプローチと長期的な安定
当院の理念である「Sustainability(持続可能性)」 に基づき、なぜすきっ歯になったのかという根本原因(舌癖など)にも目を向け、必要であれば改善のためのアドバイス(例:口腔筋機能療法 MFTの紹介など)も行います。
治療後の「後戻り」を防ぐための保定期間の重要性をしっかりとお伝えし、長期的に安定した美しい歯並びを維持するためのサポート体制も整えています。
町田エス歯科クリニックは、最高レベルの専門性、先進技術、そして包括的な視点を融合させ、あなたの理想の笑顔を実現するための最適なソリューションを提供します。
マウスピース矯正の治療の流れ:初診相談から理想の笑顔を手に入れるまで
町田エス歯科クリニックでのマウスピース矯正は、以下のステップで進められます。
STEP1:初診相談(カウンセリング)
まずは、あなたの歯並びに関するお悩みや、治療に対するご希望・疑問点などを詳しくお聞かせください。
歯科医師がお口の中を拝見し、マウスピース矯正の適応可能性、治療の概要、おおよその期間や費用についてご説明します。
無理に治療を勧めることはありませんので、お気軽にご相談ください。
STEP2:精密検査
正確な診断と治療計画を立てるために必要な精密検査を行います。
口腔内3Dスキャナー「iTero」による精密な歯型のスキャン、レントゲン撮影、お顔やお口の中の写真撮影などを行います。
必要に応じて歯科用CT撮影も行い、歯根や骨の状態を三次元的に把握します。
STEP3:診断・治療計画の説明
精密検査の結果をもとに、歯科医師があなたの歯並びの状態を詳しく診断します。
iTeroの3Dシミュレーションをお見せしながら、歯がどのように動いていくのか、最終的な仕上がりイメージ、具体的な治療期間、詳細な費用などを分かりやすくご説明します。
治療計画にご納得いただけましたら、治療開始となります。
STEP4:治療前準備(必要な場合)
虫歯や歯周病がある場合は、矯正治療を始める前にこれらの治療を完了させます。
歯を動かすスペースを作るために、IPR(Interproximal Reduction:歯の側面のエナメル質をごくわずかに削る処置) などを行う場合があります。
前歯のすきっ歯の場合、抜歯が必要となるケースは稀です。
STEP5:マウスピース(アライナー)装着開始
あなた専用にカスタムメイドされたマウスピース(アライナー)がクリニックに届き次第(通常、精密検査から約1ヶ月程度)、治療がスタートします。
正しい装着・取り外しの方法、お手入れ方法、注意事項などを丁寧にご指導します。
多くの場合、歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれる歯の色に近い小さな突起物を装着します。
これは、マウスピースが歯をしっかりと掴み、計画通りに効率的に動かすための重要な補助装置です。
STEP6:動的治療期間(歯を動かす期間)
指示された期間(通常1~2週間ごと)に従って、ご自身で新しい段階のアライナーに交換していきます。
1日20時間〜22時間以上の装着が必要です。
これを守ることが治療成功の鍵です。
治療の進行状況を確認し、必要に応じて微調整を行うため、1~3ヶ月に1回の頻度で定期的にご来院いただきます。
STEP7:保定期間
計画通りに歯が移動し、理想の歯並びと噛み合わせが達成されたら、アライナーの装着は終了です。
しかし、治療後の歯は元の位置に戻ろうとする「後戻り」を起こしやすいため、「リテーナー」と呼ばれる保定装置を装着して、歯並びを安定させることが非常に重要です。
保定期間やリテーナーの装着時間は、動的治療期間と同程度かそれ以上必要となることが一般的です(通常、最低2年以上)。
この期間も、3~6ヶ月に1回程度の定期検診で、後戻りがないか、リテーナーの状態は問題ないかなどをチェックします。
治療期間は、隙間の程度や歯の動きやすさによって個人差がありますが、前歯のすきっ歯の場合、比較的短期間(数ヶ月~1年半程度)で完了することも少なくありません。
前歯のすきっ歯とマウスピース矯正に関するよくある質問
Q1: 前歯のすきっ歯は、マウスピース矯正で本当に治りますか?
A1: はい、多くの場合、前歯のすきっ歯はマウスピース矯正の良い適応症例です。
歯を傾けたり、歯根から平行に移動させたりして隙間を閉じていきます。
ただし、隙間の大きさ(極端に大きい場合)、原因(骨格的な問題が大きい場合など)、他の歯の状態によっては、ワイヤー矯正や他の治療法(場合によってはセラミック治療との併用など)が適している場合もあります。
まずは精密検査を受けて、ご自身の状態にマウスピース矯正が最適かどうかを診断してもらうことが重要です。
Q2: 治療期間はどのくらいかかりますか?
A2: 隙間の大きさや歯の動きやすさなどにより個人差がありますが、前歯だけの部分的なすきっ歯であれば、数ヶ月から1年半程度で治療が完了することが多いです。
奥歯を含む全体の歯並びや噛み合わせも治療する場合は、1年半〜3年程度かかることもあります。
当院のiTeroによる3Dシミュレーションで、治療開始前におおよその治療期間の目安を確認できます。
Q3: 費用はどのくらいかかりますか?
A3: マウスピース矯正の費用は、治療範囲(部分矯正か全体矯正か)、治療の難易度、治療期間、使用するマウスピースの枚数などによって異なります。
前歯の部分矯正であれば10万円〜50万円程度、奥歯を含む全体矯正であれば60万円〜120万円程度が一般的な相場です。
当院では、初診相談時に費用の概算をお伝えし、精密検査後に詳細な治療計画と合わせた総額(トータルフィー)をご提示します。
デンタルローンをご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
Q4: 治療中に痛みはありますか?
A4: 新しいマウスピース(アライナー)に交換した直後の2〜3日間は、歯が動くことによる圧迫感や締め付けられるような軽い痛みを感じることがあります。
これは歯が計画通りに動いている証拠でもあります。
痛みはワイヤー矯正に比べて少ない傾向にあり、通常は数日で自然に治まります。
痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤(アセトアミノフェン系推奨)を服用することも可能ですのでご相談ください。
Q5: マウスピースは1日どのくらい装着する必要がありますか?
A5: 1日20時間〜22時間以上の装着が必須です。
食事と歯磨きの時間以外は、睡眠中も含めて基本的に常に装着している必要があります。
装着時間が短いと、歯が計画通りに動かず、治療期間が延びたり、治療計画の修正(リファインメント)が必要になったり、最悪の場合、満足のいく結果が得られない原因となります。
自己管理が非常に重要です。
Q6: 食事や飲み物に制限はありますか?
A6: 食事の際はマウスピースを取り外すため、基本的に食べ物の制限はありません。
ただし、装着したままの飲食は、水以外は絶対に避けてください。
お茶やコーヒー、ジュース、スポーツドリンクなど糖分や酸を含む飲み物は、マウスピースと歯の間に停滞し、虫歯や酸蝕症のリスクを著しく高めます。
また、色の濃い飲み物はマウスピースの着色の原因に、熱い飲み物は変形の原因になります。
Q7: マウスピースのお手入れは大変ですか?
A7: 毎日のお手入れが必要です。
マウスピースを取り外したら、必ず水で洗い流し、できれば柔らかい歯ブラシを使って優しく磨きます。
歯磨き粉は研磨剤が入っているとマウスピースを傷つけることがあるため、使用しないでください。
少なくとも1日1回は洗浄し、週に数回、専用の洗浄剤を使用すると、目に見えない細菌や臭いを除去し、より清潔に保てます。
慣れればそれほど手間ではありません。
Q8: 治療後に後戻りすることはありますか?
A8: 矯正治療で動かした歯は、何もしないと元の位置に戻ろうとする「後戻り」を起こす性質があります。
これは生理的な現象であり、マウスピース矯正に限らず全ての矯正治療に共通します。
これを防ぐために、治療後は必ず「リテーナー」という保定装置を歯科医師の指示通りに、必要な期間(多くの場合、生涯にわたる夜間使用が推奨されます)装着することが絶対に必要です。
リテーナーの使用を怠ることが後戻りの最大の原因です。
Q9: 前歯だけの部分矯正は可能ですか?
A9: はい、前歯のすきっ歯の場合、奥歯の噛み合わせに大きな問題がなく、隙間の程度が軽度から中等度であれば、前歯だけを対象とした部分矯正が可能な場合があります。
部分矯正は、全体矯正に比べて治療期間が短く(数ヶ月〜1年程度)、費用も抑えられるメリットがあります。
ただし、安易な部分矯正は、見た目は改善しても噛み合わせのバランスを崩し、将来的に問題を引き起こすリスクもあります。
適応可能かどうかは、精密検査と全体的な噛み合わせの診断に基づいて慎重に判断する必要があります。
Q10: 他の歯医者でマウスピース矯正を断られたのですが…
A10: 他院でマウスピース矯正が難しいと診断された場合でも、諦めずに一度当院にご相談ください。
マウスピース矯正の適応範囲は、歯科医師の経験や技術力によって大きく異なります。
エス歯科グループは、インビザライン・ブルーダイヤモンドプロバイダーに認定されており、豊富な経験と実績を持つ専門家が在籍しており、難易度の高い症例にも対応できる可能性があります。
セカンドオピニオンも歓迎いたします。
Q12: 矯正治療とホワイトニングを同時にできますか?
A12: マウスピース矯正期間中に、ホームホワイトニングを併用することは可能です。
矯正用のアライナー(マウスピース)をホワイトニングジェルを入れるトレーとして利用できる場合があります(ただし、アタッチメントの有無など条件によりますのでご相談ください)。
矯正治療で歯並びが整った後に、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングで歯の色を仕上げることも一般的で、より理想的な笑顔を実現できます。
当院では、矯正とホワイトニングを組み合わせたトータルな審美治療プランもご提案できますので、ご希望をお聞かせください。
Q13: マウスピースをなくしたり、壊したりしたらどうなりますか?
A13: 万が一、マウスピース(アライナー)を紛失したり、破損したりした場合は、すぐにクリニックにご連絡ください。
自己判断で装着を中止したり、一つ前や次の段階のアライナーに進んだりしないでください。
状況に応じて、一つ前のアライナーに戻っていただくか、新しいアライナーを再製作(別途費用がかかる場合があります)するかなどを指示します。
外している時間が長いと後戻りの原因になるため、速やかな連絡が重要です。
Q14: 治療中、話しにくくなることはありますか?
A14: マウスピースを装着し始めた当初や、新しいアライナーに交換した直後は、一時的に舌の動きが制限され、サ行やタ行などが少し発音しにくく感じる場合があります。
しかし、これは数日〜数週間で慣れて自然に解消されることがほとんどです。
違和感があっても装着し続け、積極的に話す練習をすることが早く慣れるコツです。
当院のご紹介
東京・神奈川に6店舗を展開するグループ

各院にマイクロスコープやCTなどの精密機器を完備し、質の高い治療を安定的に提供できる体制が整っています。
他院にはないグループ連携による技術力と安心感が強みです。
町田駅から徒歩1分!

当日の空き状況によっては、急なご予約にも柔軟に対応可能です。
お仕事帰りや買い物ついでにも立ち寄れる便利な立地です。
完全個室で安心のプライベート空間

周囲の目を気にせず、治療中もリラックスできる空間です。
ちょっとした疑問や不安も気兼ねなく相談しやすく、プライバシーを大切にしたい方にも最適な環境が整っています。