大口院長による新卒ドクター研修を実施しました
学会・セミナー・勉強会
エス歯科グループでは、新卒ドクターの育成の一環として、毎月院長による研修を行っています。
今回は、「インビザライン」をテーマに、講義を実施しました。
患者さまひとり一人に合わせた治療計画
今回の講義では、インビザラインは矯正治療を行うための一つの「ツール」であり、装置そのものではなく、歯科医師が患者さまのお口の状態を正確に診断し、適切な治療目標を設定することが重要であることを改めて確認しました。
矯正治療の診査・診断では、歯並びや噛み合わせだけを見るのではなく、顔貌や骨格、顎関節、歯周組織などを総合的に評価することが大切です。
それぞれの状態に対してどのようなアプローチを選択するのか、そしてどこに治療のゴールを設定するのか。
患者さま一人ひとりに適したゴールを設定し、そこから逆算して治療計画を構築していく考え方について、症例を交えながら理解を深めました。
患者さまへのコンサルティング
矯正治療は治療期間や費用などを含め、患者さまにとって大きな選択の一つです。
そのため、一方的に治療内容を説明するのではなく、まず現在のお口の状態や問題点を分かりやすくお伝えし、将来的に考えられるリスクや治療によって期待できる変化を共有したうえで、一緒に治療方法を考えていくことが重要となります。
研修ではコンサルティングの流れを5つのステップに分け、実際の症例や会話例をもとに、患者さまのお悩みやご希望をどのように伺い、治療の必要性や選択肢をどのようにお伝えするのかについて学びました。
ドクター同士での意見共有
さらに今回は、参加したドクターが日々の診療で感じている疑問を事前に挙げ、講義の中で一つひとつ取り上げる形式で研修を実施。
実際の臨床で生まれた疑問についてその場で理解を深めるとともに、他のドクターがどのような視点で症例を診ているのかを共有することで、さまざまな角度からインビザライン治療について考える機会となりました。
今回の研修を通して、インビザラインに関する知識だけでなく、「患者さまをどのように診るのか」「何を問題として捉えるのか」「どこに治療のゴールを設定するのか」といった、矯正治療に必要な診断力や治療計画の考え方についても理解を深めました。
当院では講習を通して、最新の知識や技術だけでなく、経験豊富なドクターの治療のノウハウも後輩に伝えながらドクターを育成しています。
これからも、患者さんにより良い治療を提供できるよう学びを大切にしてまいります。