歯医者にかかる初診料は
どのくらい?再診料との違いは?
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治療を受けるために
歯医者に初めてかかるとき、「初診料はいくらかかるの?」「どんな費用が含まれているの?」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
こちらのページでは、歯科医院で初診料が発生する条件や症状ごとの費用目安、レントゲンや検査などの内訳について詳しく解説しています。
また、初診料をできるだけ抑えるポイントや初診時に必要な持ち物・注意点まで紹介します。
これから歯医者にかかる方が安心して受診できるよう、わかりやすくまとめているので、ぜひ参考にしてください。
歯医者の初診料とは?
歯科の初診料とは、新たに発生した症状や疾患に対して、最初に診察を受けた際にかかる料金のことを指します。
同じ歯科医院に通っていたとしても、異なる症状の治療を新たに始める場合には初診扱いとなり初診料が必要となる場合があります。
歯医者の初診料が
発生するときの条件
歯科医院で初診料が必要になるのは、単純に「初めて行ったときだけ」とは限りません。
通院中であっても、一定の条件を満たすと再び初診料が発生するケースがあります。
ここでは、どのようなタイミングで初診料がかかるのか、具体的な条件を見ていきましょう。
疾患に対して初めて治療を行うとき
疾患に対して初めて治療を行う際に、初診料が発生することがあります。
同じ歯科医院で歯周病の治療を継続している場合は、初診料が改めてかかることはありません。
また歯周病の治療中に別の症状が見つかり、そのまま治療を始めた場合でも基本的には再診として扱われ、初診料は発生しないのが一般的です。
一方で歯周病の治療が終了したあと、虫歯など別の病気の治療を目的に受診した場合は「再初診」とみなされ、初診料がかかる可能性があります。
前回の来院から3ヶ月間空いたとき
前回の受診から3ヶ月以上経過すると初診として扱われ、初診料が必要になることがあります。
また来院の間隔が1ヶ月程度であっても、口腔内の状態に大きな変化が生じていた場合には、再診ではなく初診として取り扱われることもあります。
たとえば、前回の診察時には異常がなかった歯が割れているなど、口の中の状態に大きな変化があった場合は、来院までの期間に関係なく初診として扱われるケースがあります。
自費診療には初診料や再診料はない
自費診療は初診料や再診料は発生しないのが一般的です。
初診料・再診料は、国の健康保険制度に基づいて定められている「診療報酬点数」に基づいて請求される費用です。
初診料は〇〇点(1点=10円)というように、全国一律の基準が存在します。
一方、自費診療は保険制度の枠外で自由に料金を設定できる治療であるため、診療報酬上の「初診料・再診料」は存在しません。
お悩み・症状別の初診料の目安
初診料は治療内容や症状によっても前後します。
こちらではよくあるお悩みや処置ごとに、初診時にかかる費用の目安を紹介します。
受診前の参考にしてみてください。
虫歯治療
初期虫歯:1,500円~3,000円
レジンというプラスチックの材料で修復するケースが多く、1日で治療が終了します。
中期の虫歯:2,000円~10,000円
このケースでは、虫歯の部分を大きく削って銀歯などの詰め物の治療を行います。
重度の虫歯:7,000円~15,000円
神経まで達した場合は主に被せ物の治療になることが多く、費用は高くなる傾向にあります。
上記でご紹介している金額は、保険が適用された場合のおおよその目安です。
保険対象外の素材であるセラミックの被せ物などを選んだ場合は、1本あたりで10万円を超えることもあります。
また、虫歯は進行度が高くなるほど治療にかかる時間や費用が増えやすく、通院回数も多くなる傾向にあります。
クリーニング
歯のクリーニングは、保険が使える場合と自由診療の場合とで料金に大きな差があります。
歯周病の治療の一環として行うクリーニングは治療とみなされるため、保険が適用されます。
保険適用となるクリーニングでは、1回あたりおよそ1,000円〜2,500円が一般的な費用の目安です。
一方、見た目の美しさを重視して行われる自由診療のクリーニングでは、5,000円~20,000円ほどかかるケースが多いです。
親知らずの抜歯
親知らずの抜歯にかかる初診時の費用は、検査内容や歯の状態によって変わります。
初診料とレントゲンなどの検査費を合わせて、おおよそ3,000円~6,000円程度が一般的です。
健康保険が適用されるケースが多く、その際の自己負担は1〜3割となります。
抜歯自体にかかる費用は、通常1本あたり1,000円〜5,000円程度とされていますが、親知らずの位置や生え方によって処置が難しくなることがあり、その場合には費用が高くなることもあるでしょう。
歯医者の初診でかかる費用の内訳
歯科の初診時には単に診察を受けるだけでなく、必要に応じて検査や処置も行われるため、いくつかの費用が含まれます。
ここでは、初診時に発生する主な費用の内訳について見ていきましょう。
レントゲン代
パノラマ撮影:1,000円~1,500円前後
パノラマのレントゲンは、上下すべての歯や顎の骨、関節、副鼻腔などの口腔全体を一度に撮影でき、非常に多くの情報を得ることができます。
虫歯や歯周病、親知らず、顎関節の異常、歯の位置異常などを一度に確認できるので、初診時や治療計画の立案に有効です。
レントゲン撮影:150円~300円前後
レントゲンの撮影は、虫歯や歯周病の状態をより細かく確認するために欠かせない検査です。
見た目ではわからない隠れた虫歯や歯根・骨の状態まで把握できます。
各種検査代
歯周基本検査:300円~600円
歯石取りを行う前の歯周治療に欠かせない検査です。
歯周ポケットの深さや出血、動揺度のチェックを行い、歯周病の度合いを見ていきます。
歯周精密検査:700円~1500円
1本の歯を4~6か所に分けて、より詳細に歯周検査を行います。
唾液検査:2,000円~5,000円
虫歯リスクや菌の種類などを調べる検査です。
こちらは一般的に予防や審美目的で行うことが多く、自由診療扱いとなることがあります。
初診時にはこれらの検査がまとめて実施されることが多く、初診料と合わせて2,000円〜4,000円程度になるのが一般的です。
処置代
歯のクリーニング(スケーリング):約1,000〜2,500円
歯石や歯垢の除去をします。
主に歯周病予防・治療の一環として行われます。
歯石除去(複数回):1回あたり約1,000円前後
全顎の歯石除去は1回では終わらず、部位を分けて実施するのが一般的です。
歯の神経の治療(根管治療):1回あたり約1,000〜3,000円
歯の神経を除去し、根の中を洗浄・消毒する処置です。
こちらの治療は複数回治療回数がかかります。
軽度の虫歯治療(コンポジットレジン充填):約1,500〜2,500円
削った部分を白い樹脂で詰める処置です。
基本的に1回で完了することが多いです。
金属の詰め物(インレー):約2,000〜3,000円
虫歯を削って歯型を取って作成する保険適用の銀歯(小さい詰め物)です。
銀の被せ物(クラウン):約4,000〜6,000円
虫歯が大きい場合は、歯を土台の形に大きく削って被せ物を行います。
上記の虫歯治療にかかる費用は、全て保険適用の費用です。
セラミックなどの白い詰め物や被せ物は、一般的に保険適用外の治療になります。
初診料を抑える方法
初診料は状況によって何度も発生する可能性があるため、できるだけ抑えたいものです。
ここでは、初診料の発生を最小限にするためのポイントを紹介します。
治療を中断しない
治療が数回にわたる場合、自己判断で通院をやめないよう気をつけましょう。
通院の間隔が3ヶ月以上空いてしまうと再び初診として扱われ、初診料が再度必要になってしまいます。
治療を後回しにしてしまうと、もう一度初診料がかかるだけでなく進行中の病気が悪化して治療費自体が高額になる可能性もあります。
できるだけ計画通りに治療を進めるために、毎回の診察後に次回の予約を取っておくことをおすすめします。
継続して診察する歯科医院を見つける
毎回異なる歯科医院を受診すると、そのたびにカルテ作成が必要になりカウンセリングやレントゲン撮影などの初期対応を繰り返すことになります。
その結果、診察ごとに費用が積み重なり出費がかさむ可能性があります。
継続して診てもらえる歯科医院を見つけて、かかりつけ医として通うことをおすすめします。
ただし、緊急の場合や医院の対応・雰囲気がどうしても合わないと感じたときは、無理に通い続ける必要はありません。
場合によっては前の医院からカルテの情報を引き継げることもあるため、遠慮せずに相談してみましょう。
初診時に保険証を
忘れたらどうなる?
保険証を持たずに歯科を受診した場合、診療費は一時的に全額自己負担となります。
歯科医院ごとに対応は異なりますが、同じ月内に保険証を提示自己負担分と保険適用分の差額を返金してもらえることが一般的です。
ただし、月をまたいでしまうとその対応が難しくなり、ご自身で加入している健康保険組合や自治体に対して払い戻し申請を行う必要があります。
この手続きには2〜3ヶ月ほどかかる場合もあるため、できるだけ早めに保険証を持って歯科医院を訪れるようにしましょう。
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それぞれの治療内容についての説明を細かく行い、治療に対する不安を取り除いたうえで治療を行いますのでご安心ください。
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当院の診療室は患者様のプライバシーに配慮し、全室完全個室です。
リラックスした状態でお口のお悩みや治療に関するご相談をお気軽にお話いただけます。
初診の流れ
ご予約
当院が初めての方は、お電話もしくはWeb初診予約よりご予約をお取りください。
再診の方はお電話より次回のご予約を承ります。
お電話では、ご希望の治療や日時についてお伝えください。
・電話番号:042-812-2555
・初診Web予約フォームはこちら
※こちらは「町田エス歯科クリニック」のご予約となります。
受付・問診票記入
ご来院されたら受付へお名前をお伝えいただき、保険証(もしくはマイナンバーカード)・診察券(再診の方のみ)をご提示ください。
初診の方の場合、問診票をお渡しします。
現在お悩みの症状やご希望される治療、アレルギーの有無などをご記入いただきます。
ご要望がありましたらお気軽にご記入ください。
記入が終わりましたら受付へ提出し、お呼びするまで待ち合い室でお待ちください。
カウンセリング・検査
治療内容にご納得いただけたら治療開始となります。
マウスピースの装着方法からメンテナンス方法まで詳しく説明・指導いたします。
検査結果と治療計画の説明
問診票の内容をもとに現在のお口のお悩みや治療へのご希望などを詳しくお伺いいたします。
過去の治療履歴やご要望などお気軽にお申し付けください。
カウンセリング後に、お悩みの症状やご希望の治療に合わせて精密な検査を実施していきます。
口腔内写真やレントゲン撮影、歯周ポケットのチェック、顎機能検査など様々な検査を行い、患者様のお口の状態を正確に把握していきます。
お口の状態を正しく把握することで、精密かつスムーズな治療を行うことができます。
受付・問診票記入
検査の結果と、それをもとに立案した今後の治療計画について詳しくご説明していきます。
患者様の実際のお口の状態をモニターで確認しながら、分かりやすい説明をいたします。
実施する治療の詳細や期間、費用について細かく確認していきます。
患者様の納得が得られない状態での治療はいたしませんので、ご安心ください。
治療
治療計画にご納得いただけましたら治療を開始いたします。
初診の方の場合、一度目の来院では検査と治療計画のご説明のみを行う場合があります。
また実施する治療の内容によっては、治療回数が複数回に分かれる可能性もあります。
治療中に痛みや疑問点が出た際には遠慮なく担当スタッフへとお伝えください。
痛みが伴う治療の場合には、麻酔を行ってから治療を行うケースもあります。
初診時のご案内
初めて歯科医院を訪れる際は、診療の流れや所要時間が分からず不安に感じることもあるかもしれません。
スムーズな受診のためにも、初診時に知っておきたいポイントを確認しておきましょう。
時間に余裕をもっておく
予約した時間に診療をスムーズに始めるには、少なくとも15分ほど前に歯科医院へ到着しておきましょう。
初診時には、受付後に問診票の記入やカウンセリングが行われるのが一般的です。
また初めての診察では、口腔内の状態を詳しく確認するためにレントゲン撮影を行ったり必要に応じて応急処置をしたりする場合もあります。
とくに初回は予想以上に時間がかかることもあるので、落ち着いて診察を受けるためにも時間にゆとりをもって来院するよう心がけましょう。
初診時の持ち物
歯科医院を初めて受診する際には、診療がスムーズに進むように次に挙げる持ち物を準備しておきましょう。
保険証(マイナンバーカード)
保険診療を受けるには必須です。
忘れると全額自己負担になるため、忘れずに持参しましょう。
診察券(再診の場合)
一度でも歯科医院にかかったことがある方は、以前の診察券が必要です。
おくすり手帳
現在服用している薬との兼ね合いを確認するために使用します。
特に内服薬がある方は、必ず持参するようにしましょう。
義歯(入れ歯)
使用中の義歯がある場合は調整や作り直しに役立つため、必ず持っていきましょう。
抜けた歯(保存している場合)
事故などで歯が取れてしまった場合、保存状態によっては再度使える可能性もあります。
被せもの(保管している場合)
外れてしまった被せものは、状態によって再装着できることがあるため、捨てずに持っていくことをおすすめします。
紹介状(他の医療機関からのもの)
紹介状には患者様の治療の経過や必要な処置の情報が記載されています。
お持ちの場合は必ず持参しましょう。
支払い方法について
よくある質問
Q1. 電子マネーやカード決済はできますか?
A1. 保険、自費治療ともにクレジットカード、PayPayでのお支払いが可能です。
Q2. 再診料とは初診料と何が異なりますか?
A2. 再診料とは初診の後、2回目以降に歯科を受診する際にかかる基本的な診療費です。
すでに治療を開始しており、一定の期間内で継続して通院している場合には、初診料ではなくこの再診料が毎回適用されます。
Q3. 大学病院の初診料が高額なのはなぜですが?
A3. 大学病院の初診料が高い理由は、重症患者や緊急性の高い症例を優先的に対応する「特定機能病院」としての役割を担っているためです。
比較的軽度の症状で多くの患者さまが直接来院してしまうと、命に関わるような重い症状の方の診療に支障が出るおそれがあります。
こうした状況を防ぐ目的で、紹介状を持たずに受診する際の初診料が高く設定されています。
Q4. 初診時はどのくらいの費用がかかりますか?
A4. 歯科の初診時は、保険診療で3,000〜5,000円程度かかるのが一般的です。
検査内容によっては追加費用が発生することもあるため、余裕をもって5,000円ほど準備しておくと安心です。