インプラントで医療費控除を適用!
還付金はいくら?計算式をご紹介
インプラント治療
はじめに
インプラントは基本的に自由診療で高額な治療になるため、「インプラントでも医療費控除は適用できる?」「医療費控除の計算方法を知りたい」のように悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。
患者さまにとって経済的に負担がかかりやすいインプラント治療は、医療費控除の対象になります。
本記事では、医療費控除の概要を説明し、受けられる条件を紹介します。
計算方法や準備するものも合わせて解説するので、インプラント治療の医療費控除を受ける際の資料として、ぜひ参考にしてみてください。
目次
01.医療費控除とは?
02.医療費控除が受けられる条件
03.インプラントで医療費控除適用の還付金例
04.医療費控除の計算式
05.医療費控除の申請方法・流れ
06.町田エス歯科クリニックのインプラント治療
医療費控除とは?
医療費控除は、その年に支払った医療費が10万円を超えると、所得税や住民税が軽減される制度です。
なお、医療費控除には歯科以外の治療費や薬代も含まれるため、控除対象になる費用を事前に確認しておくことが大切です。
インプラントは保険が効かないものの、控除を申請すると一部の医療費が戻り、費用負担を抑えることができます。
ただし、控除を受けるには必ず申請が必要で、申請しなければ還付は受けられないためご注意ください。
対象となる治療
医療費控除は、主に以下の治療が対象になります。
・インプラント
・虫歯治療
・セラミックなどの詰め物や被せ物
・子供の矯正治療
・成人の噛み合わせ改善などが目的の矯正治療
医療費控除の対象となる歯科治療は、基本的に「治療が目的である」ということです。
美容目的の矯正治療やホワイトニング、予防目的の歯のクリーニングなどは医療費控除の対象となりません。
インプラント治療は歯を失った際に行う治療のため、医療費控除の対象になります。
ただ、歯の美しさを目的にした場合として、より品質の良いインプラント材料を選ぶと控除対象外になることもあります。
他には、虫歯治療後のセラミックを入れた場合も治療目的となるので、適用可能です。
また子供の矯正治療も、審美目的ではなく噛み合わせ不良のための治療になるため、医療費控除の対象になります。
医療費控除が受けられる条件
医療費控除を受けるには、以下の条件に当てはまっている必要があります。
・自分や一緒に生活している配偶者・家族のために支払った医療費であること
・その年の1月1日から12月31日までに支払った医療費であること
・医療費の合計が10万円を超えていること(総所得が200万円未満の人は、総所得の5%を超える額)
・高額医療費の給付金や生命保険の補てん金がある場合は、医療費の合計から差し引いて申請すること
インプラント治療で医療費控除を受けるためには、治療費が自分や同居している配偶者や家族のものであり、その年の1月1日から12月31日までに支払ったものである必要があります。
また、1年間の医療費の合計が10万円以上、または総所得の5%を超えている場合が対象となります。
インプラント以外の医療費も合算して計算できるため、支払った医療費が基準を満たしているかを確認し、申請に備えましょう。
インプラントで医療費控除適用の
還付金例
ここからはインプラントで医療費控除適用の還付金例を、以下の項目に分けて紹介します。
・インプラントの医療費控除額
・医療費控除による還付金例
・減額される住民税の計算
インプラントの治療費用例
インプラント1本あたりにかかる費用例
●検査・治療費
・検査/診察:1万5,000円
・抜歯費用:5,000円
・手術費用:10万
計:12万
●インプラント素材費
・仮歯:1万5,000円
・インプラント1本:30万
計:31万5,000円
●交通費
・往復:1,000円×5回の通院
計:5,000円
●合計治療費用
44万円(交通費込)
戻ってくる金額例
合計治療費用44万円だった場合…
年収400万の場合:6万8,000円
年収1,000万の場合:11万2,000円
住民税限度額の目安
合計治療費用44万円だった場合…
医療費控除の計算式
医療費控除でいくら戻ってくるかは、以下の3つの計算式を理解しておく必要があります。
・医療費控除の対象金額を求める計算
・控除金額(還付金)を求める計算
・減額される住民税の計算
正しく計算できるように、詳しく見ていきましょう。
還付金額=医療費控除の対象金額×所得税率
医療費控除の対象金額を求める計算
支払った医療費の合計-保険金による補填額-10万円=医療費控除額
支払った医療費の合計は、1年間に自己負担で支払った医療費(交通費や宿泊費も含む)を指します。
保険金などの補填金とは、健康保険や生命保険から支給される保険金・給付金です。
「-10万円」は、一般的な医療費の自己負担金額内が10万円と想定しているためです。
所得税率
所得税率は、各人の年収によって異なります。
控除金額(還付金)を求める計算
医療費控除額×所得税率=控除金額(還付金)
医療費控除対象額に、所得に応じた税率をかけた金額が医療費控除の還付金です。
減額される住民税の計算
医療費控除額×10%=減額される住民税
住民税率は地方自治体によって定められていますが、一般的には10%前後です。
軽減される税額は、その方に適用される所得税率によって異なります。
インプラント治療は保険が使えませんが、「医療費控除」の対象になるため、申請することで治療費の一部が戻ってくる可能性があります。
戻ってくる金額は収入によって異なりますが、医療費控除を利用すれば実際の負担額を抑えることができます。
また、万が一過去5年間に医療費控除の申請を忘れていた場合でも、領収書や診療明細書を持っていれば、過去の分も申請することが可能です。
医療費控除の申請方法・流れ
医療費控除を受けるためには、申告書類を準備して確定申告を行う必要があります。
ここからは以下の工程に分けて、申請方法と流れを解説していきます。
・準備するもの
・申請の流れ
・医療費控除を申請する場所
準備するもの
医療費控除を受けるためには、以下のものを準備する必要があります。
・医療費の領収書
・医療費控除の明細書
・健康保険の医療費のお知らせ
・確定申告書
・印鑑
・マイナンバー
・還付金の振り込み口座(申告者名義)
医療費の領収書では、治療費・薬代・交通費・宿泊費など、治療に関するすべての領収書を用意します。
医療費控除の明細書は国税庁のウェブサイトからダウンロード可能です。
確定申告書は国税庁のウェブサイトか、税務署で直接入手できます。
申請の流れ
医療費控除の手続きは、以下の流れで進めていきます。
①医療費の通知書や領収書で
医療費控除を受けられるか確認する
医療費控除を受けるには、1年間にかかった医療費の合計が10万円以上、または総所得の5%以上であることが条件です。
この金額には、家族全体の医療費も含められます。
多くの健康保険組合による、「医療費通知」や「医療費のお知らせ」によって、1年間の医療費を確認可能です。
また、病院までの公共交通機関の通院費なども控除対象にできます。
②確定申告書と医療費控除の明細書を
作成して申告する
医療費控除を申請するには、税務署や国税庁のWEBサイトから「確定申告書」と「医療費控除の明細書」を入手し、必要事項を記入します。
明細書には、治療を受けた人や病院名、治療費などを記入し、医療費の合計額を記載します。
確定申告書では、「所得から差し引かれる金額」の「医療費控除」欄に明細書で計算した金額を記入しましょう。
上記の資料作成が完了したら、税務署に提出・申告します。
③還付金を確認する
還付金は、申告後約1~1.5カ月で指定した銀行口座に振り込まれます。
また、希望すれば近くのゆうちょ銀行や郵便局で受け取ることも可能です。
住民税は、還付ではなく減額となりますので、ご注意ください。
これで医療費控除の申請と還付手続きは完了です。
医療費控除を申請する場所
医療費控除を申告する際は、必要な書類をまとめて、自宅の地域を担当する税務署に提出します。
確定申告の時期には、土日祝日も窓口が開いており、郵送でも申告できます。
また、オンラインの「e-Tax」システムを使えば、パソコンやスマホで申告が可能です。
マイナンバーカードを持っていてマイナポータルにログインできる場合は、識別番号や暗証番号を入力せずにe-Taxにアクセスできます。
町田エス歯科クリニックの
インプラント治療
インプラント治療を検討するには、ドクターの実績・丁寧なカウンセリングの有無・保証内容などをしっかりチェックしておくことが大切です。
町田エス歯科クリニックでは、インプラントの確かな技術力と実績を持ったドクターが在籍しており、十分なカウンセリングを行っています。
患者さまのお悩みや症状を詳しくお伺いし、オーダーメイドの治療プランをご提供しています。
強み・特徴
国際インプラント学会指導医・
認定医による治療
エス歯科グループには、「国際インプラント学会指導医・認定医」が在籍しているため、高度なインプラント治療が受けられます。
再生療法などの精密な外科手術が必要で、他院で「インプラント治療ができない」と言われた場合でも、対応可能なケースがあります。
高度な治療が可能な先進的設備を導入
エス歯科グループでは、日本ではまだ導入の少ない「Xガイド」という機器を導入しています。
Xガイドを利用することによって、事前に設計しておいた正確な位置にインプラントを埋入することができるのです。
低金利のデンタルローンの用意
エス歯科グループでは、金銭的な理由で本来選択したい治療を選べない状態をなるべくなくしたいという思いから、他院よりも低い金利でデンタルローンをご用意しています。
インプラント治療をデンタルローンで行った場合、他院と比較しても治療費用の総額が安くなることもあります。
治療について経済的な面でご不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラント治療後の
長期の安心保証
患者様が安心して治療に挑めるように、エス歯科グループでは「最長15年」の保証をつけています。
治療後に不安やトラブルなどが生じた場合も、安心して当クリニックへご相談いただけます。
痛みが心配な方にも安心できる治療をご提供
インプラント治療は外科手術も含まれるため、「手術中の痛みが心配…」という方もいらっしゃるでしょう。
当クリニックでは患者様が痛みや恐怖をできるだけ感じないように、静脈内鎮静法(セデーション)を行っております。
この施術により、痛みや緊張感による恐怖心を最小限に抑えて、リラックスした状態で治療を受けられます。
インプラントコーディネーターによる
安心サポート
エス歯科グループには「インプラントコーディネーター」が在籍しています。
患者様がインプラント治療に対する不安・悩み・希望を聞き取り、ドクターと連携して納得のいく治療を提供しています。
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