インプラント治療が失敗したら?
インプラント治療
はじめに
「インプラントをしたいけれど失敗が怖い」「失敗しないためにはどうしたらいい?」
インプラント治療は外科手術が必要になるため、上記のように思われている方もいらっしゃるでしょう。
こちらではインプラント治療の失敗例を、手術前から手術後に分けてご紹介します。
万が一失敗した場合どのような治療を行うのか、失敗しないための歯科医院の選び方も詳しく解説します。
失敗の原因や気を付けるべき点を把握することで、安心してインプラント治療が受けられますので、ぜひ参考にしてください。
目次
01.インプラント治療の失敗
02.インプラント治療の失敗をやり直す
03.インプラント治療を失敗しないための歯科医院の選び方
04.町田エス歯科クリニックのインプラント治療
05.よくある質問
インプラント治療の失敗
インプラント治療の際に、どのような失敗が起きるのかを知ることで、治療の失敗を未然に防げます。
失敗例はさまざまですが、大まかに手術前・手術中・手術後に分けられます。
例えば手術前の歯周治療が十分に行われていなかったり、手術中のドクターによるミスが起きたりなどです。
ここからはインプラント治療の失敗例を、術前から術後に分けて詳しく解説します。
手術前での失敗
まずは手術前の失敗例をご紹介していきます。
治療環境
治療環境が清潔に保たれていないことで、インプラント治療が失敗することがあります。
インプラント治療は手術を伴うため、感染症が起こりやすいと言えます。
もし手術室や器具が不潔であれば、傷口から細菌が侵入するリスクがあるのです。
治療後にきちんとケアをしていても感染してしまった場合、治療環境に問題があった可能性が考えられます。
歯周病治療が不十分
歯周病の治療が不十分なままインプラント治療を行うと、細菌感染のリスクが高まります。
歯周病は歯ぐきが細菌に感染して炎症を起こす病気で、その状態でインプラントを埋入すると細菌が感染し、骨との結合が妨げられる可能性があります。
そのままではインプラントが安定しない原因になるため、まず歯周病を治療して口内環境を整えてから、インプラント治療を行うことが大切です。
手術中での失敗
インプラントの手術中では、手術ミスなどを含むさまざまな失敗例が挙げられます。
インプラント体埋入の手術ミス
インプラントを埋め込む位置や深さが正確でないと、骨とうまく結合しないことがあります。
実際に、インプラントが顎の骨を突き抜けて結合できない失敗例も報告されています。
適切に骨に穴をあけられない
インプラント治療では、適切に骨に穴をあけられないことが失敗の原因になることもあります。
例えばドリルの速度が不適切だったり、摩擦熱が過剰に発生したりすると、骨への負担が大きくなり固定が難しくなってしまうのです。
アバットメントが適切にはまってない
アバットメントとは、インプラント体(フィクスチャー)と人工歯を連結する部品のことです。
こちらが適切にはまっていないと、人工歯(被せ物)が外れたり、破損してしまったりする失敗が稀に起こることがあります。
手術後での失敗
手術後も、感染症や不十分な噛み合わせの調整などが原因で、失敗することがあります。
炎症や感染症
炎症や感染症によって、インプラントの周りの骨が損傷し、治療が失敗することがあります。
特に歯周病が進行しているとインプラントへの感染のリスクが高くなり、インプラント周囲炎を引き起こす恐れがあります。
そして、そのままインプラント周囲炎を放置してしまうと、インプラント自体が脱落することがあるため注意が必要です。
歯科医院でのケア不足
前述でお話ししたインプラント周囲炎の主な原因は、歯科医院でのケア不足が挙げられます。
インプラントの周辺には汚れが溜まりやすいため、メンテナンスを怠らないようにすることが大切です。
噛み合わせの調整が適切ではない
噛み合わせの調整が適切にされていないと、人工歯が壊れることがあります。
そのためインプラントに過剰な負担がかからないように、噛み合わせを定期的にチェックする必要があります。
インプラント治療の失敗をやり直す
インプラント治療が適切に行われていないと、インプラント周囲炎を引き起こしたり、人工歯が脱離したりと、さまざまなトラブルに見舞われることがあります。
インプラント治療に失敗してしまった場合は、下記でご紹介する再手術や、インプラント以外の治療を行うことで対処することが可能です。
ここからは、それぞれの治療法を詳しくご紹介していきます。
再手術
骨の状態が良好であれば、再度インプラントを埋入することが可能です。
再手術でインプラントを取り外し、もう一度治療を行うことができますが、治療費が高くなるうえに手術を繰り返すことでリスクが増える可能性もあるため、慎重に考える必要があるでしょう。
インプラント以外の治療
再手術が難しい場合、ブリッジや部分義歯などの他の治療法を選ぶ選択肢もあります。
これらの方法はインプラントのような手術が不要で、患者さまの健康状態に合わせた柔軟な対応が可能です。
このようにインプラント治療で失敗が起きた場合でも、早めにドクターと相談し、適切な治療法を選ぶことが大切です。
インプラント治療を失敗しないための歯科医院の選び方
インプラント治療を失敗しないためには、歯科医院の以下のことをチェックしておく必要があります。
・技術・経験が豊富なドクターかどうか
・治療設備を導入しているか
・術後のサポートが充実しているか
これらのことを把握しておくことで、安心して治療を受けていただけます。
ここからは、それぞれの項目が理解できるように、詳しく解説していきます。
技術・経験が豊富なドクターかどうか
インプラント治療は多くの歯科医院で行われていますが、高度な技術が必要なため、担当するドクターによって治療結果が大きく変わることがあります。
そのため、インプラント治療を考える際は、技術や経験が豊富なドクターを選ぶことが重要です。
歯科医院のホームページなどで実績や専門資格を参考にして、ドクターの腕をしっかり確認しておきましょう。
治療設備を導入しているか
ドクターの技術があっても、適切な治療設備がなければその力を十分に発揮することは難しいでしょう。
インプラントを安全に埋めるためには、顎の骨の厚さや神経、血管の位置を正確に確認する必要があります。
検査機器やインプラント治療に必要な設備が整っていることで、治療の成功率が高まり、術後のトラブルを減らすことができます。
術後のサポートが充実しているか
インプラント治療を失敗させないためには、術後サポートが充実しているか確認しておきましょう。
インプラント治療では、術後のメンテナンスがとても重要です。
定期的な検診やケアがしっかり行われている歯科医院を選ぶことで、長期間快適にインプラントを使い続けることができます。
また、保証制度がある歯科医院もあり、万が一の問題が起きた時にも安心して相談できます。
インプラントは決して安い治療ではないため、術後のサポートが充実している歯科医院を選ぶことが大切です。
治療前の悩み相談
インプラント治療を受ける際には、歯科医師と事前に治療計画や不安に関しての相談が重要です。
医師と相談することで、インプラントが適用できるかどうかを判断し、最適な治療計画を立てることができます。
インプラント治療を成功させるために、事前の情報収集と準備を行い、遠慮なく相談しましょう。
町田エス歯科クリニックの
インプラント治療
インプラント治療を検討するには、ドクターの実績・丁寧なカウンセリングの有無・保証内容などをしっかりチェックしておくことが大切です。
町田エス歯科クリニックでは、インプラントの確かな技術力と実績を持ったドクターが在籍しており、十分なカウンセリングを行っています。
患者さまのお悩みや症状を詳しくお伺いし、オーダーメイドの治療プランをご提供しています。
強み・特徴
国際インプラント学会指導医・認定医
による治療
エス歯科グループには「国際インプラント学会指導医・認定医」のドクターが在籍しています。
そのため、他院で難しいとされていた、骨の形成が必要な場合でも対応できることがあります。
高度な治療が可能な先進的設備を導入
日本では導入の少ない「Xガイド」の設備を導入しているので、的確なインプラント治療をご提供できます。
また、従来の手術の工程を簡略化できるので、迅速でありながら正確なインプラント治療が可能です。
低金利のデンタルローンの用意
エス歯科グループでは、金銭的な理由で本来選択したい治療を選べない状態をなるべくなくしたいという思いから、他院よりも低い金利でデンタルローンをご用意しています。
インプラント治療をデンタルローンで行った場合、他院と比較しても治療費用の総額が安くなることもあります。
治療について経済的な面でご不安なことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
インプラント治療後の長期の安心保証
患者さまが安心してインプラント治療を受けられるよう、エス歯科グループでは「最長15年」の長期保証をお付けしています。
インプラント治療が終わった後も、安心した長期サポートをご提供します。
痛みが心配な方にも安心できる治療を
ご提供
エス歯科グループのインプラント治療では、患者さまが痛みや恐怖を感じないように、麻酔専門医が静脈内鎮静法(セデーション)をご提供しています。
点滴で鎮静薬や麻酔薬を体内に入れる方法で、リラックスした状態で治療が受けられます。
インプラントコーディネーターによる
安心サポート
エス歯科グループでは、患者さまの疑問や希望を詳しくお伺いして、ドクターに橋渡しを行うインプラントコーディネーターが在籍しています。
そのため、「ドクターに少し聞きづらい…」という些細な疑問も、ご相談できます。
インプラント治療の費用例
キャンペーン情報
よくある質問
Q1. インプラントの失敗率はどれくらいですか?
A1. インプラント治療の失敗率は、患者や治療内容によって異なりますが、一般的には5%未満だと言われています。
失敗の原因としては、埋入時の感染や骨損傷、咬み合わせの調整不良が多いです。
ただし、適切な治療と定期的なメンテナンスを受けることで、インプラントの長期的な成功率は高くなります。
Q2. インプラントの再手術にかかる期間は?
A2. インプラントの再治療にかかる期間は、歯や歯ぐきの状態、歯科医院によって異なりますが、治療期間は3〜7カ月、通院回数は4〜6回が目安とされています。
あごの骨が不足している場合、骨移植や再生療法を行ってからインプラントを再度埋め込む必要があり、骨量が増えるまで期間がかかります。
Q3. インプラントが抜けた状態を放置するとどうなりますか?
A3. そのまま放置すると、残っている歯に負担がかかり、細菌感染のリスクも高まって健康な歯にダメージを与えることがあります。
そのため、そのまま放置せずできるだけ早めに歯科医院に相談することが大切です。
Q4. インプラントが破損するのはなぜですか?
A4. インプラントに強い力がかかると、破損するリスクが高くなります。
原因としては、噛み合わせの問題や歯ぎしり、食いしばりなどです。
Q5. インプラント治療をおすすめしないのはどんな人ですか?
A5. インプラント治療は人工歯根を顎の骨に埋め込むため、顎の骨が薄い人には適していません。
骨粗しょう症の方や、高齢で骨が弱くなっている方は、インプラント治療ができないことがあります。