顕微鏡を使った根管治療について
こんにちは。院長の大口です。
前々回のブログ(7・11)でお話しした顕微鏡(マイクロスコープ)を使用した、精密根管治療(顕微鏡を使った根っこの治療)についてお話ししていきたいと思います。
虫歯が大きくなって、虫歯の細菌が歯の神経(歯髄)に達してしまうと、
「冷たいものがひどくしみる」「熱いものがしみる」「何もしなくても痛い」「噛んでも痛い」「根の先が腫れてきて歯茎が腫れる」「ニキビのようなものができた」「膿が出てくる」などの症状が出てきます。
そのまま放置しても治ることはありません。
このような場合は「根っこの神経の治療」つまり「根管治療」が必要になってきます。
根管治療の目的は、
・根管内の「無菌化」
・根管の封鎖 です。
そのために必要なことは
・ラバーダム防湿(7・17ブログ参照)
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・根管の多様性・複雑性への追随
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・根管内に残された細菌の徹底的除去 などです。
精密根管治療のメリットは
・CT撮影を行うので根管の形態がわかる
・CT撮影を行うので膿の位置や大きさがわかる
・顕微鏡を使用するので細部まで確認が可能である
・特殊なセメントを使ってリペアが可能である などが挙げられます。
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こんな方は是非ご相談ください
・治療を何回もしてるのに症状がでてしまう
・歯茎が腫れたり引いたりを繰り返している
・症状が一向に改善しない
・治療が長引いている
・歯茎にニキビみたいなものができて膿が出てくる
・抜歯かもと言われた
※治療や保存が可能かどうか、詳しい診査が必要になります。
少しでも気になった方はお気軽にご相談ください。
院長 大口