喫煙が歯周病のリスクを高めるってホント??
こんにちは、歯科衛生士の三上です。
最近よく歯周病や予防歯科について、メディアで目にすることがあるかと思います(^^)
皆さん、喫煙が歯周病のリスクを高めることはご存知でしたか?
ある統計によると1日10本以上喫煙する方は禁煙者の5.4倍歯周病になりやすいといわれています。
タバコはニコチンや有害物質が含まれていたり、煙による一酸化炭素によって血管が収縮して酸素や栄養が行き渡りにくくなってしまいます。
また、喫煙によって白血球の防御機能が抑制されることで歯周病の菌が繁殖しやすく、修復治癒遅延を起こしてしまいます。
禁煙による歯周病へのかかりやすさは4割下がるともいわれています。
他にも歯肉へのメラニン色素沈着や、ヤニとして歯の表面にザラザラした着色が付くことによってさらに細菌が付きやすくなってしまったりします。
それらによって口臭の原因ともなりますね(>_<)
喫煙量を減らして禁煙を進めることでお口の中だけではなく全身の様々なリスクが減少します。
喫煙されている方は、ぜひ少しずつ禁煙を検討してみてはいかがでしょうか?
衛生士 三上