シリコンでの型取りについて
みなさんこんにちは。
今回は以前ブログで紹介した(5/14)ジルコニアとオールセラミックの被せ物を作る際の型取り方法について紹介します。
ジルコニアとオールセラミックは詰め物(インレー)や銀歯、プレスセラミックとは異なるシリコンタイプの型取り材料を使うので型取り後の変形がなく、とったままの状態で技工所に送ることができます。
![](https://m-sdc.com/wp-content/uploads/2022/08/428e1a76705ee1b8f9e6f72371d99266-750x422.png)
通常はアルジネートと呼ばれる材料を使用して型取りを行いますが、図にあるように時間の経過とともに変形してしまいます。
![](https://m-sdc.com/wp-content/uploads/2022/08/066fa42c9d604d1c5ec414cd2930adc8-750x422.jpg)
ですが、シリコン印象材を用いることで変形を最小限に抑えることが可能で、歯の形をしっかりと再現することができるので精度の高い被せ物が出来上がってきます。
また、型取りの材質が変わるだけでなく、歯と歯茎の間に2本の糸を入れ、型取り直前に外すことで歯の立ち上がりがわかるダブルコードテクニックを取り入れているのでより精密にフィット感の良い被せ物を作ることができます!
![](https://m-sdc.com/wp-content/uploads/2022/08/e0fe0ab15820aaa40fbdec85827039b4-750x422.jpg)
詳しくお話を聞きたい方は、ぜひお気軽にお声がけください!!
助手 田中