歯医者さんの放射線被爆ってどのくらいなの??
みなさんこんにちは。副院長の岩田です。
昨年はOPEN当初から多くの患者さまにご来院していただき誠に嬉しく思っております。
引き続き本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさていきなりですが、
レントゲンやCTを撮る時、放射線の被ばくを気にされたことってありますか??
気にされる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はレントゲンの放射線被ばくについてお話ししていこうと思います。
私たちが普段、普通に生活しているときの自然界での放射線の被ばく量(自然放射線)は、世界平均で2.4mSv(ミリシーベルト)と言われています。(日本平均は2.1mSv)
それに対し、歯科で使用するレントゲン1回の放射線被ばく量は、約0.01~0.03mSv、歯科用CTは約0.1mSvです。
ちなみに医科の胸部X線撮影は1回あたり約0.06mSvです。
Svとは実効線量と言い、放射線が人体に及ぼす影響を含めた線量の単位のことを言います。
特に妊婦さんは放射線の被ばくについて心配されるかと思いますが、
実は、どの妊娠周期でも歯科のX線撮影で母子ともに健康が害されることはありません!
週令8週までで0.1sv(=100mSv)の被ばく量を越えると、胎児の奇形の可能性が出てくるといわれていますが、歯科のレントゲン1回の照射で約0.01~0.03mSvなので、極端な話ですが、理論上1000回以上とっても問題ないということになります。
ただ、まずそんなに撮ることはないです!!!
なので、実際の治療上、どの妊娠の時期でもレントゲンやCTを撮っても胎児の奇形・発病のリスクはないので、ご安心ください!
妊娠されていて何か心配なことがあればいつでもお気軽にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております☺️
副院長 岩田