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2021.04.28
みなさんこんにちは(^^)
まだまだ寒暖差ありますが、体調管理にはくれぐれも気を付けて過ごしていけると良いですね♪
さて今回はオーラルフレイル対策の為の口腔体操についてです。
~老化は足腰ではなくお口から~
★フレイルとは?
段々と筋力が低下し、外出する機会が減り、手助けや介護が必要となるこのような加齢に伴う心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)といいます。
★オーラルフレイルとは?
自覚しにくいお口に関するささいな衰えを適切な対策をされずに、その衰えが積み重なりお口の機能低下さらには、食欲の低下等に繋がるプロセスです。
効果別体操を紹介します!
①お口、舌の動きをスムーズにする体操
唇や頬、お口周りや筋力をアップし、お口の機能が高まり唾液が出るようになり、舌が滑らかに動いて食べ物を飲み込みやすくなります。
○口をすぼめる。
○イーと横に開く
②飲み込むパワーをつける体操
飲み込みに関連する筋力をアップすることで食事中のむせなどの症状改善につながります。
○ゆっくり大きく口を開け10秒間保持する
○しっかり口を閉じて10秒間休憩する
③噛むパワー(咀嚼機能)をつける体操
たべこぼしや、食べ物が鼻に流れ込むのを防ぎます。唾液が良く出るようになるとおいしく安全に食べられます。
食事時のポイントです!
○一口で30回以上噛む
○口いっぱいに物を詰め込まない
○一口ごとに箸をおく。
○食材はやや大きめに切る、やや硬めに茹でる
○歯ごたえのある食材を選ぶ
○ながら食べをしない(スマホ、テレビを見ながら食べない)
④滑舌を良くする体操
口の動きを良くすることで明瞭な発音に繋がり表情が豊かになります。
早口言葉を口を大きく動かしながら3回続けていってみましょう‼️
○生麦、生米、生卵
○隣の客は良く柿食う客だ
○あおまきがみ、あかまきがみ、きまきがみ
○隣の竹垣に竹たてかけたかったのは竹立てかけたかったので竹立てかけた
以上いかがでしたか?
お口の体操は続けることで効果が得られると言われているので、少しでも当てはまるかたは試してみて下さいね。
自分自身も勉強中ですが、患者さんと一緒に美味しく食べられるお口を目指して頑張っていきたいと思っています。
何か相談したいこと、困っていることがありましたらいつでも来院お待ちしております。
歯科衛生士 伊藤
投稿者:
2021.04.21
こんにちは!
私事なのですが、先日誕生日を迎えました。
スタッフの皆さんがケーキを用意してくださり、とても嬉しかったです(*^_^*)
ケーキは皆で美味しくいただきました♪
院長先生からは沢山のお菓子を頂き、皆で休憩時間や仕事終わりに美味しく頂いています!
歯科医師 松山
投稿者:
2021.04.14
こんにちは(^_^)
今日はマウスピース矯正の便利なアプリについて説明します。
Tray Minder というアプリなのですが、ご存じですか?
主な機能は、
①装着時間を確認できる
マウスピースを外すときにタップし、付けるときにタップすることで、1日の装着時間を自動で計算してくれます。
22時間付けているかどうかがすぐに分かります。
②マウスピースの交換のタイミングを教えてくれる
マウスピースの枚数、装着日数(基本7日)を登録すると、交換日を教えてくれます。
また、装着日数の微調整も自由にできます。
③セルフィーできる
ご自身で歯を撮影し、見ることができます。
とても便利なアプリなので、マウスピース矯正されている方は是非試してみてください(^^)
町田エス歯科クリニック
投稿者:
2021.04.08
こんにちは!
突然ですが、“Floss or Die” という言葉を聞いたことはありますか?
直訳すると「デンタルフロスか死か」という言葉で、これはアメリカの歯周病予防キャンペーンのキャッチコピーです。
「デンタルフロスをしないと死を招く」なんて大げさな、と思うかもしれませんが、
歯周病と全身疾患が関連があることが分かっています。
歯周病が悪化すると糖尿病、動脈硬化、骨粗しょう症、低体重児出産などのリスクも上がると言われています。
なかでも動脈硬化が招く心疾患や脳血管障害は突然死を招くことから、アメリカでは“FLOSS OR DIE”という強烈なキャッチコピー
を発表して歯周病予防の関心を高めようとしたのだと思います。
歯周病菌は、血管に入り全身に回ります。
脳梗塞や心筋梗塞の方の血栓の中や、感染性心内膜炎の患者さんの心臓弁、また死産・低体重児を生んだお母さんの子宮から口の中にいるはずの歯周病菌の毒素が検出されています。
歯ブラシだけでは虫歯や歯周病が発生しやすい歯間部の汚れは取りきれないため、フロスが重要になってきます。
予防歯科の先進国であるスウェーデンではフロスの使用率は51.6%で、
日本のフロスの使用率はその半分以下の20.5%というアンケート結果もあります。
しっかりフロスを利用してお口の中だけでなく全身の健康も守っていきたいですね。
町田エス歯科クリニック 院長 大口
投稿者:
2021.04.02
こんにちは!
興味深いコラムを見つけたので、紹介しますね。
国民健康保険の歯科医療費は年間平均で1人2万4000円(保険、自己負担分含む)なのですが、
男性の場合、年間1万円多い地域では、介護の必要がない健康寿命が0.7歳長いという研究結果を、
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻講師の細川陸也さんが昨年発表したそうです。
男性の場合、歯科受診の頻度にばらつきがあるため、歯に関心を持ち、定期的に歯科受診している方の方が、
介護を必要としない健康寿命が長いそうです。
ちなみに、女性は健康寿命と歯科医療費に相関関係はなく、リハビリを行う療法士の数と相関があるそうです。
女性は認知症や骨折など生活機能が低下した段階で要介護になる傾向があるので、
軽度から介護予防のためのリハビリを受ける機会が多いと健康寿命が長くなるみたいですね。
歯科医師 松山
投稿者: