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2021.09.26
今日は自保険外の保険外の詰め物・被せ物)の保証についてお話ししていこうと思います!
当院では患者様に安心して治療を受けていただけるよう、セラミックやジルコニア等の審美補綴治療において保証制度をご用意しているものがございます。
補綴の種類や、装着してからの年数によって患者様の負担割合が変わってきます
万が一割れてしまった場合は、まず先生にご相談いただければと思います
※保証の対象になるのは治療が終了してから定期的な検診を受けている方となります
以下のような場合は検診を受けていただいていても保証対象外となります。
・ご自身で調整をして変形させてしまった場合
・怪我や事故などにより破折、破損してしまった場合
・不具合を放置されたために割れてしまった場合
・ブリッジなど設計上難しいとお伝えしていた場合
・歯周病や根の病気や歯根破折など、歯そのもののコンディションに起因する場合
・咬合が不安定な為、著しく負担が強い等のケースとなっております
ご不明な点がございましたらお電話もしくはご質問頂ければと思います!
歯科助手 谷口
投稿者:
2021.09.14
こんにちは😊
最近夜が寒くなってきましたね。体調を崩さないようにお気をつけ下さい🌙
以前、歯周病は完治しないことをお話ししたのですが、
完治しない歯周病の治療では何を目標にしているのかを説明していきたいと思います。
歯周病治療の目標は、歯周ポケットを浅くすること、アタッチメントレベルの増加、骨レベルの改善あるいは付着歯肉幅の増加と言われています。
聞き慣れない言葉が多いですよね💦後々説明していきますね。
今回は歯種病治療の最初の段階で行われる治療を歯周基本治療と言うのですが、歯周基本治療の目標についてお話ししていきます。
歯周基本治療の目標は上皮バリアの修復による止血です。
歯周病の治癒とは、病気の原因を取り除くことです。
歯周病の原因は歯周病菌(主にP.G.菌)がつくりだすバイオフィルム(菌の集合体)のmicrobial shift(バイオフィルムを取り巻く栄養・温度・pH・嫌気度などの
環境変化によって、細菌たちが活気づき病原性を高める現象のこと)です。
歯周ポケット内に出血があると細菌に血液が供給され、バイオフィルムの高い病原性は持続し、歯周炎は進行します。
microbial shiftを元に戻すためには、歯周ポケット内の出血を止める必要があり、
歯周ポケット内の出血を止めるためには、潰瘍がなくなり(潰瘍が細胞で埋められ)、上皮バリアが修復されることが必要です。
上皮バリアの修復には特別な治療は必要ありません。
歯周基本治療(ブラッシング指導、スケーリング、ルートプレーニング(SRP)、生活習慣指導)で歯周ポケットの出血を止めることができます。
歯周基本治療(特にSRP)によって歯周ポケットのバイオフィルムを取り除くと、歯周病菌の細菌量が減少し、バイオフィルムの病原性が低下します。
すると歯周組織の創傷治癒力がバイオフィルムの病原性を上回り、潰瘍の閉鎖が始まり、出血が止まります。
歯周病治療の目標の上皮バリアの修復による止血によって、歯周病菌と歯周組織との均衡による共生関係を取り戻します。
SRPは非常に重要なのですが、ご自身の毎日の歯ブラシも重要です。
歯ブラシに対するモチベーションを上げ、ブラッシング指導により磨き残しを減らていくことも歯周基本治療のもう1つの目標ですね。
歯周病や歯磨きの仕方が気になる方は、ぜひお問い合わせください。
歯科医師 松山
投稿者:
2021.09.07
まことに勝手ながら下記日程につきまして休診とさせて頂きます。
休診
9月20日(月)〜9月23日(木)
※エス歯科グループの他の医院は9月21日(火)・22日(水)は通常診療を行っているため、
何かございましたらお問い合わせください。
エス歯科クリニック(上大岡) 045-848-3888
新横浜プリンスぺぺ歯科クリニック 045ー472ー388
横浜エス歯科クリニック 045ー620ー0600
東戸塚エス歯科クリニック 045ー410ー8881
町田エス歯科クリニック
投稿者:
2021.09.03
みなさんこんにちは
今日は、歯ぎしりについて少しお話ししようと思います
歯ぎしりとは?
歯ぎしりはブラキシズム (Bruxism) とも呼ばれ、歯を動的、もしくは静的にすり合せたり、噛み締めたりする非機能性咬合習癖の一形態です。
歯ぎしりは弄舌癖や咬唇癖のような無意識、無目的に行われる異常習癖と同様のものです。
自分では意識の無い時(就寝中等)に行なわれる為、通常時(食事等)ではとうてい使う事のないような強い力で、
咬んだまま歯をギリギリと擦り合わせる事があります。この時に、歯を強く揺らす動きが発生します。
これが毎日繰り返して行なわれる為、歯や顎にダメージが少しづつ蓄積されていくのです。
では、歯ぎしりをする事でどのような問題が起きてくるのでしょうか?
①特定の歯の歯周病が進行する
歯と歯肉の間に汚れが溜まったまま歯ぎしりを繰り返していると、歯周病が進行しやすくなります。
②歯が移動する
擦り合わせる動きを繰り返すと、歯が全体的に外側に拡がるように動いてしまう事があります。
③歯がグラグラになる
歯ぎしり中、あたっている歯が力を強く受ける為、ぐらついてくる事があります。
④被せものや詰め物が取れやすくなる
歯ぎしりにより、被せものや詰め物の一部が欠けたり、外れやすくなります。
次に歯ぎしりにはどのような種類があるのでしよう?
ブラキシズムは、その動作形態により3つの型に分類されています。
①グラインディング
上下の歯を臼の如くすり合わせる運動(臼磨運動)を行う。ギシギシと音を立て、咬頭に異常な力が働くので、歯質の崩壊を招きやすい。
睡眠時に多く、一般に呼ばれる「歯ぎしり」はグラインディングを指す事が多いです。
②クレンチング
上下の歯を静的に強く噛み合わせる動作を言う。覚醒時に無意識に発現していることが多く、
自覚症状は勿論、他覚症状もほとんど無いために発見が遅れることがあります。
③タッピング
上下の歯を動的にカチカチと噛み合わせる動作を言います。
残念な事に、歯軋り(ブラキシズム)の原因ははっきりとはわかっておりません。
全身的な因子として「精神的ストレス」、局所的な因子としては「咬み合わせの悪さ」と言われています。
当院では歯ぎしりの治療としてナイトガード(就寝時のマウスピース・スプリントのこと)やボトックス(咬合力コントロール)治療を行っております。
歯ぎしりでお悩みの方は、是非早めにご相談ください
歯科衛生士 伊藤
投稿者: